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〜モトキside〜
貴「ジム来たの初めてです。」
髪を上の方で結び直しながら、ジムの建物を見てAはそう言った。
ちなみに、今いるメンバーはちょうど用事がなかったシルクとマサイ、ンダホ、俺。それと本日の主役であるA。
シルク「マジで?Aも好きだと思うよ、こういうの。」
動画のことを話した時に知ったのだが、Aは今まで友達がいなかったのだそう。
ちょっと特別だってだけで仲良くしないなんて、酷い話だ。
俺からしたら、むしろ仲良くなりたいって思う。
多分皆もそうだろう。
新しいこととか、変化が好きな奴らだからなぁ。
あと、A可愛いし…ね?
.
初めてとは思えない、軽やかな身のこなし。
細くても、しっかりとした腕と脚。
マサイ「すげぇ…」
ンダホ「ね、カッコいい…」
そう呟いたのが聞こえたのか、下に降りてきたAは俺達に笑顔を見せた。
初めて笑顔を見せてくれて、嬉しくなって俺も笑った。
シルク「A、俺と勝負してみよう!」
貴「はい!いいですよ!」
.
「さすがにシルクには勝てないか〜。」
疲れ気味の2人に「お疲れ様。」と声をかける。
シルク「…ギリギリだったけどw」
貴「シルクさん…速い…」
ンダホ「2人共すごかったよ!」
マサイ「俺思わず写真撮っちゃったしw」
あー…Aばっか撮ってたけどねw
貴「でも、すごく楽しいです…!」
Aはキラキラした笑顔を見せる。
シルク「あ、本当?良かった〜w」
皆も嬉しそうに笑う。
ンダホ「Aともっと仲良くなりたいからさ、いつでも俺らんとこ遊びに来てよ!」
お、それナイス。
貴「い、いいんですか!?」
マサイ「いいに決まってんじゃん。」
貴「でも、私……」
シルク「大丈夫大丈夫!どんな性格でもお前はAだから!」
「あ、いいこと言うじゃんリーダーw」
Aはクスッと笑って、「ありがとうございます!」と、また明るい笑顔になる。
この時の俺達は、色々な顔を持つ彼女に振り回されることの心配なんて、少しもしていなかった。
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ゆーみん - めっちゃ良かった!!!!!!!! (2021年8月7日 5時) (レス) id: 4658dd46fd (このIDを非表示/違反報告)
もとぱちゃんりょ - ←名前変えました。かれんです!久々に来たら完結してた!お疲れ様でした。 (2019年10月17日 16時) (レス) id: 96b6382269 (このIDを非表示/違反報告)
あるみ - わぁ・・・!めっちゃいいお話ですね・・・!!ありがとうございました(*^^*) (2019年9月14日 17時) (レス) id: d943871739 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 完結おめでとうございます!続編作ってほしいw (2019年3月10日 19時) (レス) id: bb4ef08cd2 (このIDを非表示/違反報告)
もちきなこ - キノコさん» ありがとうございます! (2018年12月3日 17時) (レス) id: 0ae4718a03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちきなこ | 作成日時:2018年10月10日 9時