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side_Kyomoto
｢おはよ｣
いつも通り、楽屋に入ると既に慎太郎と�眞呂�
いて、樹とジェシーも後から入ってきた。
北斗が、来ない。
北斗が最後だなんてこと珍しいし、まず、
リハーサル5分前なのに楽屋入りしてないことが
おかしい。
俺が｢北斗は?｣なんて聞けないから、樹あたりが北斗に
ついて触れてくれるのを待つ。
｢北斗、遅くね?｣
さすが樹、仕事が早い。
続いてほかのメンバーが辺りを見渡して、北斗が
いないことに気がつく。
いや、気づいとけよ。
｢ちょっと俺、電話してみるわ｣
そう言って樹が北斗に電話をする。
｢北斗、寝坊かな?｣
｢いやいや北斗だよ。樹じゃないんだから｣
｢じゃあ…トラブルに巻き込まれたとか?｣
俺は興味が無いフリをしながらも、内心、北斗の
ことが心配で気が気じゃない。
樹が電話を終え、メンバー全員が樹の言葉を待つ。
｢北斗、高熱で家から出られないって｣
昨日の夜、長く電話しすぎちゃったからかな…?
そう考えると、申し訳ない。
俺はとりあえず北斗に『大丈夫?』とだけ
メッセージを送り、5人だけでのリハーサルに
向かった。
北斗がいないリハーサルはけっこう寂しくて、
というのも、俺の隣に北斗がいる振り付けが意外と
多い。
北斗がいないと何となくポツンとしてしまう。
北斗、大丈夫かな…?
ずっと北斗のことを気にしていると、いつの間にか
リハーサルが終わっていた。
｢誰か北斗のとこ行ってくれない?｣
樹が楽屋でメンバーに呼びかけている。
｢なんで?｣
｢今日渡された資料、なるべく早く北斗にも渡して
って言われたんだけど…俺、今日この後予定あって｣
｢ごめん俺も今日無理だ｣
｢俺もー｣
｢俺は…あ、ダメだった｣
�眞蓮⊃蟻析此▲献Д掘爾睫詰�だと続き、
残ったのは、俺のみ。
みんなの視線が一気に俺に集まる。
｢きょも、お願いしていい?｣
｢いいじゃん。最近ふたり仲良さげだし｣
｢えー…まぁ、しかたないから、いいけど…｣
樹にお願いされ、慎太郎に茶化され、俺は北斗の
家に行くことになった。
メンバーの前では嫌がったけど、実際、北斗に会う
口実ができて、少しラッキーだなんて思っている。
初めて行く北斗の家、高熱で苦しんでる北斗には
申し訳ないけど、少しだけ楽しみな自分もいる。
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コロ - もう、、、好きです( ；∀；) (2020年6月6日 19時) (
レス) id: 813d843498 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - 多文、失礼致しました...！新作も読ませて頂いております！更新、ゆっくりで宜しいので楽しみに待っております♪ (2019年6月6日 17時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - きょもほくは、私の知るカップルの中で一番“美しい”カップルだと思っております。無痛症、患われてる方は本当に大変な思いをされていますよね...。あまり馴染みのない病かもしれませんが、症状等知る事が出来て良かったです。 (2019年6月6日 17時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - さいかさんらしい、丁寧で知的な文章に引き込まれる様に読み進めていたら、いつの間にか終わりにまで到達していてビックリしました笑 本当に面白い作品ってそういう事多いんですよね...。 (2019年6月6日 17時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - 初めまして！このお話読ませて頂きましたが、めちゃくちゃ面白かったです...！さいかさんの作品大好きで、オススメに出てきてたまたま開いた作品がまさかのさいかさんのデビュー作だったと知った時は...。衝撃的でした笑 (2019年6月6日 17時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さいか
| 作成日時：2019年2月3日 23時
