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拾伍 ページ16

あれから、数日。
今日はもっとお近づきになる為に好みの物を聞きに行きたいと思いますっっっっっ!!!!!!

「んで、ケイト先輩!!!!!
どうなんですか??????!!!!!!!!」

「いやいや、そんな毎回俺に聞かれても困るって言うかぁ〜...それに、Aちゃんの好みとか誰も知らないんじゃないかなぁ...???」

好みを、知らない....?????

エースと思わず顔を見合わせた。

「どう言う事っすか?」

「どう言う事も何も、そのまんま。
知らないのぉ〜。
そもそも、好みとかを語らないし嫌いなものもわからないの。」


そんな事って、あるのだろうか..。

何て思っていたら、



『ーーーーーーーっ!!!!!!ーーーーっ!!!ーーーーっ、ーーーーーーーっ!!!!!!』

何処からか、喧嘩の声が聞こえてきた。

「あー...。
久々に始まっちゃったねぇ〜....。」


声がした方を見ていれば、Aさんと、黎さんが胸ぐらを掴んだりお互いを引きずり気味の格好で広間に入ってくる。


ケイト先輩を何度も見れば、

「偶にあるよ。」

と肩を竦めた。

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作者名:MeyA | 作成日時:2020年10月10日 11時

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