鎖９ ページ10
いつの間に眠っていたのか、状態そのままで
窓から差し込む光が大分オレンジ色になっている事に気付いた。
しかし変わらず起き上がる気にも動く気にもなれず
横たわっていると
騒がしい足音と焦ったような声が聞こえた。
不意に、壊れそうな音を立てて教室の扉が開き
息を切らした求めた人が立っていた。
「Aっッ！！！！」
目に捉えた瞬間、瞳孔が開いて殺気が漏れた顔で優しく抱き寄せてくれる。
「ごめん、ごめんね。
一緒に居れなくて、助けられなくてごめん。」
柄にもなく好きだなぁなんて場違いなことを考えながらフロイドの首に腕を回す。
「誰、誰にされたの？何人？どこの寮？すぐ締めてくるから言って。」
『フロイド...、今はぎゅってしてて。お願い。』
そう言うとフロイドは顔を歪めて何も言わないで抱きしめてくれた。
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MeyA(プロフ) - Luiさん» 読んで頂きありがとうございます！！良かったです！ (2020年4月30日 20時) (
レス) id: a2ff9c2a45 (このIDを非表示/違反報告)
Lui(プロフ) - この位の短さの方が読みやすくて好きです！ (2020年4月30日 17時) (レス) id: 5f8faa6051 (このIDを非表示/違反報告)
MeyA(プロフ) - Luiさん» ありがとうございます！ (2020年4月20日 9時) (レス) id: a2ff9c2a45 (このIDを非表示/違反報告)
Lui(プロフ) - お大事に！ (2020年4月18日 22時) (レス) id: 5f8faa6051 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MeyA | 作成日時：2020年4月17日 12時
