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繋がり6日 ページ6

「…A、僕は貴方に言わないといけないことがあったんです。」




どんどん泡になるように端からほつれるように消えていってしまう貴方に、もう遅いと諦めそうになる。
しかし、これで言わずに貴方が逝ってしまったら…僕は…一生後悔します。




もう、遅いかも…しれませんけど。(遅かった、…なんてわかってますが。)



嫌いなんです。貴方が、僕を忘れて置いて行ってしまう貴方が。嫌いで、嫌いで…そんな貴方を思っている僕も大嫌いです。


全部全部、約束も思い出も…全部消えてしまうのに…。







"『ジェイド…僕ッ__________。』"







「ッ…!!
ッ遅いなんて関係ないです!!!
そんなの、知りませんッ僕達の間にはそんなの関係ないですッッ!!



貴方が、好きじゃなかったなのに、貴方が優しく声をかけて愛おしそうな瞳を向けて、そんなのだからッ…僕は、貴方の声が染みついてもう離れないのに、離れたくないほどに、大好きなのにっッ!!」


パチクリと目を瞬かせる貴方


「…大好きです。貴方が。
愛しています。貴方を。」



嫌いです。僕を忘れていく貴方なんて。
だから、忘れてなんてあげません。絶対。

忘れたくないんです。(離れたくない。)

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作者名:MeyA | 作成日時:2020年6月22日 7時

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