誕生日。 ページ33
兎原さんをうささんと呼ぶようになってから
フレンドリーさが増したのか、頻繁に3人の飲み会に誘って頂いてます。
色んな番組を担当してきましたが
番組の出演者さんに
ここまでプライベートでのお付き合いをして頂けるのは初めてです。
それに前までは仕事、仕事で
プライベートまで関わろうとすら思ってなかったですし。
入社して数年は、機械的過ぎるとよく田中さんに怒られたものです。
色々、問題のある番組ですが
こんな風に変わったのも、この番組のお陰なので
感謝しかありません。
兎「Aちゃーんっ!今日の夜予定ある??裏道さんの誕生会するから来ない??」
主『え?!そうなんですか?!ん〜…私、参加してもいいんですかね?』
兎「もちろんっ!Aちゃん来たほうが裏道さんも喜ぶよ!!」
主『わかりました。今日、夕方から外周りあるので
それ終わってからになりますから、おそくなるかもですが、顔出させて下さい』
兎「マジで!?やった!あとで場所送っておくね!!」
………………
兎「裏道さーんっ!!今日、誕生日っスよね!!飲み行きましょう!!俺と熊谷で奢るッスから!」
裏「え、いいよ。なんで誕生日までお前らと過さなきゃ…」
兎「Aちゃんも来るッスよ!!ねっ!」
裏「は?」
兎「姉さんといけてる君も!!」
池「うらみちお兄さん誕生日なんですか?おめでとうございます。ぜひ参加させてもらいます」
詩「そうね!!皆でお祝いしましょ!」
裏「え、いや……はぁ………」
こそっと
熊「兎原、奢るってお前金あるのか?」
兎「………熊谷、期待してる……」
熊「おい。……はぁ……」
……………………
「「「お誕生日おめでとーございまーす!!カンパーイ」」」
詩「クリスマス前だからかな、お店混んでるねー」
兎「予約しといて良かったッス」
池「うらみちお兄さん、おめでとうございます」
裏「あ、うん、ありがとう…」
熊「裏道さんおめでとうございます。兎原勝手言って集まりましたが大丈夫ですか?」
裏「いや、もう、いつもだろ。まぁ、別にやることもなかったしいーよ。
そういえばAは?」
兎「仕事終わってないのでちょっと遅くなるそうッス」
詩「えーっ、大丈夫かしら?!一人で来て絡まれたりしないかしら?」
裏、熊「「…………」」
兎「大丈夫っしょ。Aちゃんなら!しっかりしてるし」
裏「そーゆートコがモテないんだよ」
兎「え”っ!?」
兎原、安定の不憫。
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作者名:カメリア | 作成日時:2021年11月2日 23時