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「な、中島…手っ」
目まぐるしく考え事をしていたら
後ろから小さく響いた七瀬の声。
『へ…⁇あっ、ごめん!』
慌てて離すと恥ずかしそうに俯く君。
やっぱりどんな行動も愛しいと思ってしまう。
結局、俺は先に帰るって言って
一足先にグループを抜けて歩いていた。
出口に向かう道は人でごった返していて
うんざりしながら進んで行くと
惹きつけられるように君をみつけた。
でも、君は1人じゃなくて、
4人の男に囲まれながら
泣いていた。
男が七瀬の肩に手をかけた瞬間、
俺の中のなにかがブツッと切れて
彼氏のフリして君を連れ出した。
でも考えてみれば
あのとき夢中だったから
抱き寄せたり、名前で呼んだり、
大胆なことしてたと思う。
そして、この手をいつ離そう。
そう考えていたところだった。
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葵 - とっても続きが気になります!希さんの作品全部読みました(*^^*)とくにこの作品が大好きで続きが楽しみです♪ (2016年8月15日 3時) (レス) id: 1aafbd4d49 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - はじめまして。この作品を読んですごく面白かったので、続けて更新してほしいです。 (2015年10月11日 8時) (レス) id: c0976e2628 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - はじめまして。この作品を読んですごく面白かったので、続けて更新してほしいです。 (2015年10月11日 8時) (レス) id: c0976e2628 (このIDを非表示/違反報告)
やばすてぃっくパイナポー(プロフ) - はじめまして!今日この作品を初めて見つけて、読み始めたら止まらなくなっていました。「初めてを経験中」すごく素敵な作品でとても好きです。お忙しいと思いますが、ぜひ完結まで頑張って欲しいです!受験も占ツクも応援しています! (2015年10月4日 22時) (レス) id: 90f2ab130f (このIDを非表示/違反報告)
MIINA(プロフ) - 本当に素敵な話でとても楽しく読ませていただいてました。更新がなくてもまた復活すればいいなぁと思っていたお話なので再開していただけるととても嬉しいです!続けていただけるようでしたらこれからも更新頑張ってください!応援してます。 (2015年9月28日 19時) (レス) id: f87713c352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:希 | 作成日時:2014年7月10日 20時