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「はぁ・・
帰るわけないっつーの！」
その後、職場に戻ってから
ずっと、私の携帯は震えっぱなしだったし
ホテル暮らしを数日している今も
LINEの通知が半端ない・・
全部テテからで
チラッと見えたトークの内容は
「帰って来ないの？」「話そう？」
「最後まではしてないんだ」「待ってるから」
とか、そんな言葉ばかり・・
帰る？あの家に？
知らない女を連れ込んで・・
帰ったとして、私はどこで寝るの？
・・あのベッドなんか無理だし！
最後まではしてないとか言うけど
どーだか！それに、本当に未遂だとしても
・・私が帰ってなきゃ、してたんでしょ？！
「そうでしょ？！しうちゃん！」
MS「・・うん、そうだね」
バーカウンターの中で
微かに微笑みながら、小さく頷く彼は
私の行きつけである
ここ、【CAT EYE】の店長・ﾐﾝｿｸくん
・・雇われ店長らしい
なぜ、しうちゃんと呼ばれているのかは
話が長くなるらしく、聞いてはないのだけれど
そう呼ばれてるのを見かけてから
私も、そう呼んでいる
童顔であるけど
そこそこいい大人で・・でも、私よりは年下
こんな酔っ払いの愚痴やボヤきを
嫌な顔せず、いつも聞いてくれる
まぁ、接客業なのだから
特別な事ではないのかもしれないけれど・・
ホテルで一人ヤケ酒って考えもあったけど
・・もう、誰かにぶちまけたかった・・
「こういうのって
魔がさしたって言うけどさ・・
何が不満だったんだろう・・私だって甘えたい
時もあったけど・・向こうが甘えただったから
・・私、我慢して大人ぶって・・はぁ・・
それがダメだった？」
・・テテが連れ込んでた女は
女の私が見ても可愛らしい、守ってあげたい系
私とは・・真逆
魔がさして、連れ込む様な
あと腐れなさそうなタイプでもない様に見えた
・・テテはどうか分かんないけど
彼女は、テテの事・・好きなんじゃないかな
だから・・
MS「・・Aさん、それで最後にしな？」
ぐるぐると回る思考を遮った
しうちゃんの声
「分かってる・・」
そう返して
グラスに入ったアルコールを一気に飲み干す
・・相当、もう限界が来てたんだろう
そこでプツリと記憶は途切れ
・
・
次に目を覚ました時には
・・見知らぬ天井・・なんて
ドラマや小説か何かでよく起きそうな
展開に・・酔いも醒め・・
でも、ずっしり重痛い頭が
今この現実から逃してはくれない
MS「・・起きた？」
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PinkAster(プロフ) - mixiaさん» ありがとうございます！なかなか書きたまらず〜もう少々お待ちくださいm(_ _)m (2016年9月14日 21時) (
レス) id: 1073f269c4 (このIDを非表示/違反報告)
mixia - 2章を楽しみにお待ちしています!! (2016年9月11日 13時) (レス) id: e0a5a50894 (このIDを非表示/違反報告)
PinkAster(プロフ) - ひつじさん» はい〜やっぱり私は、本編のニョルくんの事を贔屓しちゃうので、つい出してきてしまいました(笑)今後しうちゃんがどんな姿を見せてってくれるか・・二人の生活をお楽しみ下さいませ〜（≧∇≦） (2016年9月7日 0時) (レス) id: 1073f269c4 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ(プロフ) - 2日に二回って…（笑）相変わらず 可愛いですねー。チャニョルカップルを 客観的に観察してる しうちゃんもレアですね。しうちゃん 結構 沼だから 抜け出せないかも。もう片足突っ込んじゃったしね♪今以上に どっぷりハマった姿を見てみたいですね。 (2016年9月6日 19時) (レス) id: 6fa124c712 (このIDを非表示/違反報告)
PinkAster(プロフ) - 睡蓮さん» ありがとうございます^ ^猫じゃらし・・いつか、アイテムとして、登場するといいのですが（≧∇≦）うは (2016年9月6日 9時) (レス) id: 1073f269c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PinkAster
| 作成日時：2016年7月13日 17時
