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差し出された指と
マグカップを見比べて
迷いに迷っていると
MS「はぁっ・・仕方ないなぁ〜」
って、差し出していた指を
自分で咥えて・・チュって吸うような
音を立てた後
マグカップを私の前にコトリと置き
MS「朝ごはんの間、今日は特別
大目に見てあげる」
「えっ・・？」
MS「今だけ、人間に戻っていいよ？」
「人間に・・」
って、元から
人間のままなんだけど(汗)
MS「五分・・」
「はっ・・」
MS「五分間だけね？」
「五分？！」
せっかく美味しそうな
朝食を用意してくれたのに
五分で食べろと？！
MS「よーい、スタート！」
お構いなしに、カウントを始め
テーブルに肘をついて、ニコリと笑った後
こちらを凝視する、しうちゃん
五分っていう、制限付きな上に
そんなお目々で、ジッと見られたら
喉を通らないんですけど(汗)
ひたすら、モグモグと
トーストとサラダを頬張り
ぬるくなった、ホットミルクで流し込む
そう、ひたすら・・
MS「・・あと、15秒」
「えっ！！」
結構、勢いよく食べてたはずなのに
五分で食べ切るなんて、無理だったようで
MS「・・ストーップ！
はい、時間切れ・・あぁ〜まだ残ってるね？」
って、半分しか食べられていない
目玉焼きの黄身の部分を指ですくって
MS「・・残しちゃダメだよ
ほら、口開けて・・？」
「まさか・・」
MS「あれ？
もう人間タイムは終わりだよ？」
そう言うと、黄身のついた指を
私の口に押し込んで
舌に塗りつけるようにして、指を抜き去ると
MS「Aさんの舌は
猫なのにザラついてなくて
気持ちいいね？」
って、しうちゃんは目を細めて
舌をチョロっと出したかと思うと
「・・っ」
私をジッと見つめたまま
自分の唇をひと舐めした
その仕草が、あまりにも妖艶で
動揺した私は・・それを悟られまいと
「ザラついてないのは
当たり前でしょっ！
本当は、猫じゃないしっ
なんなら、しうちゃんの方が猫っぽい」
視線を外して
ちょっと、反論してみれば
MS「・・俺？
・・そんな、猫っぽい？」
「うん、言われない？」
MS「たまに言われるかな
じゃぁ、Aさん・・気をつけないと」
「えっ・・？」
スッと、伸ばされた手が
私の顎下に触れ
また、猫をあやすように
指でそこを擽るように撫でれば
MS「いち、飼い主の俺なら
ただ可愛がるだけで済むけど・・」
「う、うん」
MS「俺が猫になっちゃったら
Aさんをメスとして
・・どうするか分かんないよ？」
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PinkAster(プロフ) - mixiaさん» ありがとうございます！なかなか書きたまらず〜もう少々お待ちくださいm(_ _)m (2016年9月14日 21時) (
レス) id: 1073f269c4 (このIDを非表示/違反報告)
mixia - 2章を楽しみにお待ちしています!! (2016年9月11日 13時) (レス) id: e0a5a50894 (このIDを非表示/違反報告)
PinkAster(プロフ) - ひつじさん» はい〜やっぱり私は、本編のニョルくんの事を贔屓しちゃうので、つい出してきてしまいました(笑)今後しうちゃんがどんな姿を見せてってくれるか・・二人の生活をお楽しみ下さいませ〜（≧∇≦） (2016年9月7日 0時) (レス) id: 1073f269c4 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ(プロフ) - 2日に二回って…（笑）相変わらず 可愛いですねー。チャニョルカップルを 客観的に観察してる しうちゃんもレアですね。しうちゃん 結構 沼だから 抜け出せないかも。もう片足突っ込んじゃったしね♪今以上に どっぷりハマった姿を見てみたいですね。 (2016年9月6日 19時) (レス) id: 6fa124c712 (このIDを非表示/違反報告)
PinkAster(プロフ) - 睡蓮さん» ありがとうございます^ ^猫じゃらし・・いつか、アイテムとして、登場するといいのですが（≧∇≦）うは (2016年9月6日 9時) (レス) id: 1073f269c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PinkAster
| 作成日時：2016年7月13日 17時
