始まりは、突然に... ページ2
「はぁーーー！
もう、信じらんないっ！
いつから！！？って言うかそんなの
どーでもいいやっ、普通さ
連れ込む！！？同棲してる部屋に！
しかも、毎日一緒に寝てるベッドで！」
グラスに入った
もう、なんて名前のお酒だったか
分かんないアルコールを
口の中に流し込む・・
味なんて、しない・・
酔いなんてレベル、とっくに越えて
ただただ何かに縋りたくて
流し込む・・
付き合って、二年
就職活動に専念したいから
バイトを減らしたいと
私の家に年下の彼氏が
転がり込んできたのが、一年前
転がり込んできただけだから
家賃は変わらないし、食費は確かに
倍にはなったけど・・
私はそこそこ年数働いて
そこそこ稼いでたから
仔犬みたいな彼が
私を必要としてくれてる様で嬉しかったし
仔犬が仔犬っぽい男になっただけで
ペットを飼うのと変わりないって
稼いで、ご飯を作って、与えて・・
全然、苦じゃなかった・・
むしろ、楽しかったんだ・・充実してた
だけど・・
数日前、家に仕事で使う
資料を忘れたのに気づいて
昼間、家に一度戻った
玄関を開けてすぐ、私は
何がこの家の中で行われてるのか
瞬時に分かった・・
玄関先の置いてある
見慣れたスニーカーと
見たこともない、ハイヒール
耳に入る声は、酷く私を
冷静にさせる・・
私は勝手知ったる自分の家に
物音をさせない様に入って、目的の
資料の入ったファイルを鞄に押し込んだ
そして、キッチンに行き
冷蔵庫から水を出して、一気に飲み干す
喉がやけに、熱い・・
冷蔵庫の開閉の音で
気づいたのか・・
寝室のドアが勢いよく開いて
TH「Aちゃん・・あの・・
違うんだ・・あの・・」
年下の彼氏・仔犬の様に怯えるテテが
私に縋る様な目を向ける
何が違うのだろう？
寝室で慌てて、身なりを整えてる女が
幻だとでもいうのか？
「・・慌てなくていいですよ？
私、もう出るんで・・ごゆっくり？」
精一杯の嫌味と強がり・・
TH「待って！Aちゃん
どこ行くの？話・・聞いて？」
玄関にむかう私に
ついて回る、テテ・・
まるで忠犬
そのまま、忠犬で居れば良かったのに
私が君に
ペットの様な癒しを求めたのが
間違ってた？
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PinkAster(プロフ) - mixiaさん» ありがとうございます！なかなか書きたまらず〜もう少々お待ちくださいm(_ _)m (2016年9月14日 21時) (
レス) id: 1073f269c4 (このIDを非表示/違反報告)
mixia - 2章を楽しみにお待ちしています!! (2016年9月11日 13時) (レス) id: e0a5a50894 (このIDを非表示/違反報告)
PinkAster(プロフ) - ひつじさん» はい〜やっぱり私は、本編のニョルくんの事を贔屓しちゃうので、つい出してきてしまいました(笑)今後しうちゃんがどんな姿を見せてってくれるか・・二人の生活をお楽しみ下さいませ〜（≧∇≦） (2016年9月7日 0時) (レス) id: 1073f269c4 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ(プロフ) - 2日に二回って…（笑）相変わらず 可愛いですねー。チャニョルカップルを 客観的に観察してる しうちゃんもレアですね。しうちゃん 結構 沼だから 抜け出せないかも。もう片足突っ込んじゃったしね♪今以上に どっぷりハマった姿を見てみたいですね。 (2016年9月6日 19時) (レス) id: 6fa124c712 (このIDを非表示/違反報告)
PinkAster(プロフ) - 睡蓮さん» ありがとうございます^ ^猫じゃらし・・いつか、アイテムとして、登場するといいのですが（≧∇≦）うは (2016年9月6日 9時) (レス) id: 1073f269c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PinkAster
| 作成日時：2016年7月13日 17時
