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▽ ページ8
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「 どこに行くつもり? 」
「 ん?適当だよ 」
行きたいところがあるならどこへでも、と私の頬に手を伸ばす。
ゆっくりと重なった唇、微かに冷たい彼の体温を感じながら私は目を閉じた。
「 … どこでもいいや 」
初デートだしね、と付け足せば至くんは そうだね と私の頭を撫で、エンジンをかけた。
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初恋列車の切符は片道。/ シトロン→←そのエンジンをかけたなら / 茅ヶ崎至
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