Lesson47 ページ10
『俺の家に来ないか?』
それってつまり
何か……危ない雰囲気なのかな
.
.
.
豪｢着きましたよ｣
あ｢あっ、うん……｣
時間はあっという間に過ぎていき、放課後
帰り道の車の中、ずっとぼーっとしていた私は豪炎寺君の声で我に返り車から降りた
気まずい空気は相変わらず
2人っきりの時間がこんなに静かなんて、今まで無かったのに
豪｢それじゃ、すぐに夕飯の支度を……｣
あ｢あのっ、ご、豪炎寺君…!｣
玄関のドアを開け家に入りキッチンに進もうとする豪炎寺君を私は呼び止めた
豪｢何ですか…?｣
あ｢えと…あ、の……｣
いつもみたいに優しく微笑みながら返事をしてくれる彼
途端胸が押し潰されそうになったけど
あ｢き、鬼道君にさ……｣
豪｢……鬼道、に…?｣
隠してたって結局分かっちゃう事だから
私は意を決してこの事を豪炎寺君に話した
あ｢俺の家に来ないか、って…い、言われたんだけど…｣
豪｢……｣
あ｢ど、どうすれば……｣
私の言葉に豪炎寺君はピタリと一瞬動きを止めた
そしてそのまま暫くの沈黙が流れて
豪｢それで…OKしたんですか?｣
あ｢何か、そういう流れに……｣
話したはいいものの何か更に気まずい空気になってしまい
無かった事にしようと何でもない、と口を開こうとした瞬間だった
あ｢…へっ!?｣
急に腕を引かれ半ば強引に階段を駆け上がり二階へと連れて行かれる
一体何!?と驚く暇もなく着いた先は豪炎寺君の自室
ドアが開き中へ連れ込まれると再びドアは音を立てて閉まる
そして傍にあったベッドに座るよう強制されたかと思うと
肩を押され流れるように押し倒される
あ｢………え?｣
視界に映るのは天井と…豪炎寺君の姿
バサリと豪炎寺君が脱ぎ捨てたブレザーが床に落とされた音がした
そして跨がるような体勢の彼は私を見下ろしながら右手でスッと自らのネクタイを外し
豪｢女性が男の家に行くって…どういう意味か分かってます……?｣
あ｢え……な、に…｣
流し目を使って私に問い掛ける
.
.
豪｢俺が…
お嬢様の練習相手になってあげますよ｣
.
ラッキーアイテム
革ベルト
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リラン＠レイ(プロフ) - 倒せなかった…ｗｗｗ だから、続編見て元気出してくる((ｷﾘｯﾉ← (2012年9月30日 10時) (
レス) id: 48c71f6f0d (このIDを非表示/違反報告)
砂糖。(プロフ) - 殿堂入りおめでとうございます!!そして続編もおめでとう!!今から続編読みに行ってきます！ (2012年9月23日 23時) (レス) id: ff8830ff65 (このIDを非表示/違反報告)
SE@RA(プロフ) - 私もですっ!!←ヽ(≧▽≦)/ (2012年9月23日 19時) (携帯から) (レス) id: f3859ba061 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - SE@RAさん» そう!その通りです(笑)勉強なんて眼中に無いんですよねｗｗ (2012年9月23日 12時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 壁｜＾∀＾*)さん» あ、ありがとうございます( ；ω；)感無量ですｗｗ続き頑張りますね(^^) (2012年9月23日 12時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年8月20日 13時
