任務３４ ページ37
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｢んで、つまりその一之瀬チサトが、わざと優子に助けてもらうように仕向けたのね。でもどうして？たまたま優子はあの場所にいたけどさあ…｣
『たまたまじゃない』
｢え？｣
私の言葉に首を傾げる紗月。
『こういう事だよ────────
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あの日の4時間目は体育だった。そしてその内容はバスケ。バスケ部の優子は、他の生徒のお手本にされるから、動かざるを得なくなる。
みっちり運動した後、汗をかいているお昼休みに、飲み物なしじゃお昼はキツい。だから、必ず飲み物を買いに来るって思ったんだろうね。
自動販売機はあの場所にしかないし。
そしてその日はたまたま火曜日だった。
及川さんが自主練をするのも決まって火曜日で、差し入れを渡すのにもってこい。
彼女はそこを狙った』
｢よくそこまでやったなあ…｣
｢確かに｣
さっきまで怒り心頭だった優子も、ここまでされればと逆に感心していた。
それについては紗月も同感らしく。
でもあの及川さんのためにここまで頑張れるって、結構すごいことだよな。
ファンの人たちは、一体あれ(及川さん)にいくら使ってんだ…？
及川さんに差し入れの中身を見せてもらったことがあるが、どこぞのブランドの時計やらネックレスやら。
お菓子なんかはお店のものかってくらい凝っている。
それらは全て部室の倉庫に保管してある、なんてファンの子には言えないな…
なんでも、身につけるものに盗聴器が入っていたり、食べ物には血や髪の毛が入っていたことが過去に何度かあったそうで……
女子こわ。
メンヘラこわ。
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凛 - firefly*さん» はい、大丈夫です！ (2020年3月18日 22時) (
レス) id: a650642e55 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - はじめまして！小説を楽しく読ませて頂いております。これからどのように物語を紡ぐのか楽しみです。更新頑張って下さい！リクエストなのですが、日向翔陽異能力者でお願いします。殺戮に特化しており、殺戮の異能力の中では最強の設定で (2020年3月18日 21時) (レス) id: a650642e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真田礼 | 作成日時：2020年3月18日 3時
