信じなくていい、私も信じないから【刀剣乱舞】

8 ページ9

・




小「出て行けというのがわからんか！」




一「人間、舐めた口を聞かないで欲しいですね」




薬「俺っち達は人間じゃない、刀だ。そこんとこを履き違えてるんじゃねぇか？」






……全くさぁ、何かあれば人に短刀投げるわ弓放ってくるわ首元に刀当ててくるわどうなってんだよ。




ほんっと、めんどくさいしやってられんわ。






『はぁ……まぁまぁ落ち着いて下さいよ、一期一振さん、薬研藤四郎さん。私は何も貴方達と争いに来たのではないんですがね』






少し動いただけで首に刃物が当たる。




血が、滴り落ちた。






一「！？き、傷が……」




薬「なっ、……！？」




『良かったですね、手入れ完了です。私は霊力が高いので私の生き血(・・・)だけで手入れが出来るんですよ』






つまり、手を触れなくても向こうが斬ってかかってくるだけで手入れが出来る。




ま、死んでたら出来ないんだけど。

9→←7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す