信じなくていい、私も信じないから【刀剣乱舞】

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大広間を出てすぐに、人間とこんのすけの話し声が聞こえてくる。






『綺麗じゃ、ないね』



こ「そう、ですね」





たったそれだけの会話。




なのに何故か物悲しいような、そんな感じがした。





堀「加州くん、あれって……なんだろう」





堀川も何か感じ取ったらしい。




若しかするとあの人間も何かあったんじゃないか、なんて考えが浮かんでくるなんて俺らしくもない。





加「どうだろう。でも俺達にはそんなの関係ないよ」





そう、関係ないんだ。



安定や和泉守、他の折れてしまった人達が元に戻りさえすれば。



それだけでいい。





『ね、こんのすけ。離れってどっちだろう』



こ「うーむ……こちらではないでしょうか！」




加「反対だよ」






彼らが直るなら、俺はなんだってする。




だからさ、人間。




何でもするから、だから、





あいつらを、直して。

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