幸運が訪れる赤いオーロラ［S.Sho］ (ページ31)

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＊30. ページ31

翔side

気がついたら、隣にAはいなかった

鹿児島に来てまでやるって、俺は変態か

でも、仕方ない

…ドンドン！！

誰だよ…

着替えながらドアを開けると、そこには何故か相葉さんがいた

「おはよう、相葉さん」

雅「おはよう！じゃないよ！ちょっと入るよ」

「何、どーしたの？」

雅「俺たち嵐がここに宿泊してることが公に明かされた。それと昨夜のことがTwitterで流されてる。飛行機の中のことも」

そこには、飛行機内での俺とAのやり取り

そして、ホテルでの俺と相葉さん、Aとの会話の映像が流されていた

「何だよこれ…」

雅「あいにく、俺と彼女のことは流されてない。っていうことは、翔ちゃんとAさんの2人の方に目を付けてるってこと」

「A、大丈夫かな…あ、メール…！？」

Aごめんなさい。別れて下さい。もう会わない。会いに来ないで下さい。

「嘘、だろ…」

雅「…いいの？このまま別れても」

「いいわけないだろ！でも、会いに来ないでって書いてある。どうすりゃいいんだよ…」

約束したのに…

来年こそはフィンランドで赤いオーロラ見るって決めてたのに…

「…くそ～っ！！」