幸運が訪れる赤いオーロラ［S.Sho］ (ページ14)

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翔side

有働「先週よりもイイ顔してる。心配してたのよ」

「すみません。心配かけてしまって。でも、もう大丈夫です。今俺幸せですから」

有働「ってことは、彼女でもできたのね」

「…あ、いや、そういうことでは…」

有働「ハッキリしなさいよ。あたしの前では。記者の前ではダメだけどね」

「はい。います、彼女」

有働「もしかして、キャビンアテンダント？」

「だから、忘れて下さいよーそういうことは」

有働「忘れられるわけないでしょ。キャビンアテンダントの彼女さんって覚えておくわ」

やっぱり、有働さんには逆らえない

俺よりも後から入って来たけど、年齢とか考えると逆らえない

打ち合わせして、生放送番組を何とかこなした

そして、疲れた身体を休めようと帰るのも束の間

エレベーターで降りた階に何故かカメラマンがいた

「ごめん、今日はそんな気分じゃない…」

カ「ダメです！朝活の企画です！」

「勘弁しろよー」

着替えて、無理矢理連れて来られたいつものキャンピングカー

そこで行き先を告げられ、それまで寝るパターン

Aにメールも電話もできやしない

せっかく恋人になったのにーー！！