近くて遠い-2-~Fuma.K (ページ10)

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あれから俺達は一緒にいることが増えた。

本当は今すぐにでも一緒に暮らしたいけどお互い忙しくてなかなか引越しの準備ができない。

嫌だけど今でもAと勝利は一緒に暮らしてる状況。

勝利には手を出すなって言っておいたけど不安は不安。

時間がある時に電話をしてても遠くから

勝『Aー？お腹空いたー！』

なんて声が聞こえたりする。

A『もー、自分で作ってよ！』

勝『えー、面倒！』

風『A、勝利とかわって。』

A『はーい。

勝利ー？風磨くんがかわってってー！』

勝『げっ、風磨くん……』

勝利、聞こえてるよ。

勝『……はい。』

風『聞こえてたぞ。』

勝『もー、地獄耳！』

風『はぁ？』

勝『でも安心して、手は出さないから！』

風『当たり前！』

勝『俺が人の彼女に手を出すような男だと思う？』

風『……少し？笑』

勝『ひどっ！笑』

A『勝利！醤油ないよ！』

勝『目の前のはなにかな？笑』

A『……あ、醤油だ！笑』

勝『ねぇ大丈夫？笑』

A『ごめんごめん笑』

風『ふはっ笑』

勝『なんか風磨くんと話すようになってから天然になってる気がするんだけど笑』

風『俺からしてみればあんなんだったよ？笑』

勝『にしても可愛い♡』

風『やめろよ、手出すなよ？な？』

勝『あ、風磨くんばいばい！笑』

風『あ、おいっ！』

これは早急に引越し先を決めなきゃいけない……

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