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your Side
あの日から2年がたった。
あの日から私は誰とも話すこともなくただただ静かに過ごしていた。
いつも通り誰とも話さず学校で授業を受けて家に帰る。
いつも通りのはずなのに……
A『ただいま。』
おばあちゃんからの返事がない。
おかしいなと思った。
どれだけ声をかけても返事がなくて…
寝室についた時、衝撃的な光景を目にした。
A『おばあちゃん……？』
そこには空に浮いてるおばあちゃんが。
A『なん……で………』
崩れ落ちた私に見えたのは床においてある白い封筒だった。
それを開けると中にはおばあちゃんの字でこう書かれていた。
_________________________
私の口座にあるお金はすべて下ろしてあります。
借金取りが来たら渡してね。
無駄遣いしないように！
_________________________
この手紙を見て思ったことは一つだった。
A『ひとりに……しないでよ………………』
友達も親族もいなくなった私は
完璧に1人になった。
だからといって行く宛があるわけじゃない私はおばあちゃんがいなくなっても同じ生活を繰り返していた。
そしておばあちゃんが亡くなってから1年が過ぎたある日。
家に借金取りが来た。
驚いた私に構わず家の中を物色された。
そして押入れの奥の方にしまっておいたおばあちゃんのお金を持って帰っていった。
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作者名：skpn
| 作成日時：2016年8月9日 22時
