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「まあでも、もしさ、万が一さ、なんかあったときは、晴と結婚したらいいよ」
「えぇ？(笑)」
「そしたらうちら家族じゃん。だからあと十数年待って‥‥」
「‥‥」
「あっ、やっぱダメだ。晴、ジャニーズ入るから、やっぱAはおんなじ問題に直面するわ」
「嘘でしょ」
「マジマジ。まあさ、万が一とか絶対ないから、岸にしとけ‥‥今日の帰りはゼクシィ買って帰れ‥‥」
あ、この喋り方。もう寝るな。
そう思った数秒後、奈子は机に突っ伏して寝始めた。
こうなったら揺さぶっても起きない。
グラスの中に僅かに残ったワインとチーズを口に入れて、奈子の言葉と一緒に咀嚼する。
嬉しかった。
うん。悪くないな、瀬山Aも。
だけどやっぱり、一番は。
「うわ、奈子寝た？」
「うん。ついさっき」
「マジか、ごめんひとりにして」
「全然。今日もお邪魔させてもらってありがとね」
「泊まってくっしょ？」
「ううん、明日朝イチで地方から優太帰ってくるから帰る」
「いやでも危ないじゃん。遅くなっちゃったし、俺も飲んじゃったから車出せないし」
「へーきへーき。タクシー呼ぶから」
アプリで呼んだタクシーは割とすぐに瀬山家の前に到着した。
手を振る瀬山に見送られて優太のいない家に向かう。
「ここでいいです」と降ろしてもらった家から一番近いコンビニでミネラルウォーターとインスタントのしじみのお味噌汁を買った。
流石にゼクシィは買わなかった。
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岸くん推し - あさひさん！はい！楽しみにしています！ (2023年2月21日 20時) (
レス) id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
あさひ(プロフ) - 岸くん推しさん» お返事遅くなってしまいすみません（ ; ; ）コメントありがとうございます！嬉しいです(^^)これからも楽しんでいただけますように(^^) (2023年2月12日 2時) (レス) id: b758be0db0 (このIDを非表示/違反報告)
岸くん推し - とても素敵な作品です！いつも楽しく見ています！ (2023年1月14日 14時) (レス) @page24 id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさひ | 作成日時：2022年1月17日 2時
