ロリ系彼女に甘えたい [ shp ] (ページ4)

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にページ4

『じゃあお買い物しなきゃだね、！』

「だとしたらスーパーはこっちやな」

そんなことを言うと、まるで「付いてくるの」とでも言いたげな顔をする。

やっぱりAを怒らせてしまったんじゃ…と焦燥感に駆られる。

「あ…嫌やったら全然家で待ってんで、？」

そう恐るおそる聞いてみる。拒絶されたらどうしようという恐怖を握りしめて。

するとAはハッとしたような顔をして、先程と同様にはにかんでくれた。

『んーん！違うの、しょっぴくん疲れてそうだったから…お家で休んだほうがいいのかなって思ってただけ！』

そういわれて自分の情けなさと、彼女の優しさとで複雑な気持ちがぐるぐると渦巻いた。

『でもしょっぴくんがそう言ってくれて嬉しい！一緒に行こ！』

にへら、と笑って手を差し出すA。

(これじゃ、どっちが年上か分らんなぁ…)

俺は自嘲気味に笑って、壊れないよう、指先でその手に触れる。

そして

「ん、ぎゅーやんな」

『！、うん！！』

その手をしっかり、握りしめてみた。

目をきらきらと輝かせて嬉しそうに、それでいて少し大人っぽい笑みを見せたAを見て

どうもまた、甘えたいという気持ちの主張が強くなってしまう俺は可笑しいのだろうか。