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side hc ページ8
「うーん、どれにしようかな…」
目の前には棚に置かれた沢山のガラスびん
そのラベルと睨めっこしながら、俺は明日の仕事にどの毒を持っていくか考えていた
「トリカブトはこの前使ったし、イヌサフランもなぁ…お、クサノオウがあるじゃん。これにしよう。」
最近の俺は植物毒がお気に入りだ
びんに手を伸ばしたところで玄関が開く音がした
「ただいま。」
「おかえりー、ジェヒョニヒョン…って誰？その人」
「拾ってきた」
ジェヒョニヒョンの隣には女の子がいた
服はボロボロで、髪はボサボサ。
この様子だと親に捨てられて、彷徨いてたのをヒョンに拾われたってところかな
治安が良好とは言えないこの国では、そんなことも少なくない
「人手がたりないって言ってたし、ちょうどいいかなと思って」
「いや、言ってたけど…」
まさかジャニヒョンも、女が入ってくるなんて思わなかっただろうよ
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作者名：あ | 作成日時：2022年10月6日 22時
