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10 何もわからない ページ11

.







騒いでる声が聞こえた

その声により 私は目を覚ます





「(あれ、寝ちゃったんだ ..)」





しかも、おそらく誰かの膝の上

恐る恐る 確認すると ..






「しょ、翔平?!」



11「やっと起きましたね」



「いや、ほんとごめんね ..」





球団職員という立場で

日本の宝 翔平の膝で寝るって ..


処刑レベルだ






「なんか騒がしくない?」





気まずそうな顔の翔平

え、何その顔は ..






25「翔平あとは頼んだ」




帰る支度を始める宮さん


" あとは頼んだ " って

まったく状況が理解できない





「もう帰るんですか?」



25「当たり前やろ、あほ」



「あほって何ですかっ!」



37「あとは ゆっくりな」







矢野さんの声を最後に

一気に静まる個室


そして、ため息をつく翔平






「あの、翔平 ..?」



11「バレました」





ば、バレました ?!


いきなり言われても

意味がわからない






11「ごめんなさい」




頭を下げる翔平





「いや、何が ..」



11「詳しくは言えません」



「そ、そっか ..」




いつもの生意気な翔平じゃない

こっちのペースが崩れる






11「 ..帰りますか」



「うん、そうだね」






ん ..

あれ、そういえば






「帰り、どうするの ..」



11「あ、そうだ」




完全に忘れてたけど

私たち どうやって帰るの ..






11「タクシーにします?」



「あ、そうだね」




お会計は既にされていて

心の中で感謝をする


外に出ると 人影が見えた





「ん .. あれ、」






そこにいたのは








____








「.. 遥輝さん?!」






.

11 妹みたいな存在 (#7 side)→←09 酔っ払いの正体 (#11 side)



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凜 咲(プロフ) - 実玖さん» コメントありがとうございます(*´ー`*) 嬉しいです ! 励みになります ! はい 頑張ります !! (2017年8月26日 11時) (レス) id: ff221df4e2 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - こんにちは^^このお話大好きです!続き楽しみにしてるので頑張ってください♪ (2017年8月23日 7時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凜 咲 | 作成日時:2017年8月16日 15時

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