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その後も、札幌市内の色んな所を
歩き回った。
あ「見て翔平くん!あれ凄い!」
翔「そうだねー」
初めてきた札幌の街並みは、
東京とはまた違う華やかさがあって、
レトロな煉瓦の建物の一つ一つが
私の興味を引いた。
あ「綺麗だなー…」
翔「…」
そうだ、折角だから写真でも撮って帰ろうかな。
初の札幌祈念ということでw
あ「」カシャッ
翔「いいの撮れた?」
あ「うん!」
おお、我ながらいいのが撮れた。
帰ったら燕たちにも見せてあげよっと。
翔「ねえ、A」
あ「何ー?」
翔「次は俺と二人で撮ろ?」
するとその時、翔平くんから2ショットのお誘いを受けた。
あ「うん、いいよ!」
翔「初デート祈念ってことで」
あ「照れるからやめてw」
翔「初ですよ〜初(^-^)」
でも何だか恥ずかしいな…
だって相手はあの二刀流くんですからw
あ「あの、すみません。もうちょっと
しゃがんで頂きたいのですが…」
翔「あ、ごめん。Aは俺よりチビなの忘れてたw」
あ「貴方がでかすぎなだけですー」
身長さがあるので、翔平くんにスマホを
持ってもらいながら撮ることに。
翔「A、もっと寄ってw」
あ「う、うん…///」
カシャッ
……
翔「うわ、これ俺天才やな」
あ「ありがとう翔平くんw」
翔「どういたしましてw後で俺にも送ってね」
おお、何か感無量だw
恥ずかしかったけど、これずっと大切にしよ。
あ「ん?」ハラリ
翔「あ、雪だ」
あ「降り始めちゃったねー」
と、その時。札幌の街に再び雪が降り始めた。
街とセットになると、すごく幻想的…
綺麗だなあ…
あ「綺麗だね、翔平くん」
翔「…」
空から落ちてくる白に、私は見とれて
彼にぽつりとそう呟いた。
すると…
あ「!!」
翔「本当、凄く綺麗」
突然、彼が私の手をそっと握ってきた。
あまりのことに、私は再び顔が熱くなる。
翔「…手、小さいね」
あ「〜っ///」
翔「寒くなるから、そろそろ帰ろっかw
遥輝さん達も心配するし」
さらには長い指が私の指に絡められて…
これって、世に言うあれですよね?
あ「恋人繋ぎじゃん…」
翔「…っ、早く帰ろ。寮からも、景色はよく見えるから」
そう言って翔平くんは、私と手を絡めたままゆっくりと歩き始めた。
その時ふと見た彼の横顔は、ほんのりと
赤く染まっているように見えた。
翔「…Aのばか」
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雪(プロフ) - 心奈さん» ありがとうございます!そうですよねー…私も翔平くんみたいな人と出会えたらいいなと思いますw 一生離れたくないですね(>_<) (2018年1月13日 6時) (レス) id: ec037349a7 (このIDを非表示/違反報告)
心奈 - ほんとに最高ですね、、!こんな運命だったらよかったのになぁとか思ってしまいます、笑 現実で起こってほしかったなぁ!!!笑 (2018年1月13日 2時) (レス) id: 2d8477b2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪 | 作成日時:2017年11月13日 21時