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*◇3 ページ5

その後も、札幌市内の色んな所を
歩き回った。




あ「見て翔平くん!あれ凄い!」

翔「そうだねー」




初めてきた札幌の街並みは、
東京とはまた違う華やかさがあって、




レトロな煉瓦の建物の一つ一つが
私の興味を引いた。




あ「綺麗だなー…」

翔「…」




そうだ、折角だから写真でも撮って帰ろうかな。




初の札幌祈念ということでw




あ「」カシャッ

翔「いいの撮れた?」

あ「うん!」




おお、我ながらいいのが撮れた。




帰ったら燕たちにも見せてあげよっと。




翔「ねえ、A」

あ「何ー?」

翔「次は俺と二人で撮ろ?」




するとその時、翔平くんから2ショットのお誘いを受けた。




あ「うん、いいよ!」

翔「初デート祈念ってことで」

あ「照れるからやめてw」

翔「初ですよ〜初(^-^)」




でも何だか恥ずかしいな…
だって相手はあの二刀流くんですからw




あ「あの、すみません。もうちょっと
しゃがんで頂きたいのですが…」

翔「あ、ごめん。Aは俺よりチビなの忘れてたw」

あ「貴方がでかすぎなだけですー」




身長さがあるので、翔平くんにスマホを
持ってもらいながら撮ることに。




翔「A、もっと寄ってw」

あ「う、うん…///」





カシャッ





……





翔「うわ、これ俺天才やな」

あ「ありがとう翔平くんw」

翔「どういたしましてw後で俺にも送ってね」




おお、何か感無量だw
恥ずかしかったけど、これずっと大切にしよ。




あ「ん?」ハラリ

翔「あ、雪だ」

あ「降り始めちゃったねー」




と、その時。札幌の街に再び雪が降り始めた。




街とセットになると、すごく幻想的…
綺麗だなあ…




あ「綺麗だね、翔平くん」

翔「…」




空から落ちてくる白に、私は見とれて
彼にぽつりとそう呟いた。




すると…




あ「!!」

翔「本当、凄く綺麗」




突然、彼が私の手をそっと握ってきた。
あまりのことに、私は再び顔が熱くなる。




翔「…手、小さいね」

あ「〜っ///」

翔「寒くなるから、そろそろ帰ろっかw
遥輝さん達も心配するし」




さらには長い指が私の指に絡められて…
これって、世に言うあれですよね?




あ「恋人繋ぎじゃん…」

翔「…っ、早く帰ろ。寮からも、景色はよく見えるから」




そう言って翔平くんは、私と手を絡めたままゆっくりと歩き始めた。




その時ふと見た彼の横顔は、ほんのりと
赤く染まっているように見えた。




翔「…Aのばか」

*彼のチーム→←*◇2



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(プロフ) - 心奈さん» ありがとうございます!そうですよねー…私も翔平くんみたいな人と出会えたらいいなと思いますw 一生離れたくないですね(>_<) (2018年1月13日 6時) (レス) id: ec037349a7 (このIDを非表示/違反報告)
心奈 - ほんとに最高ですね、、!こんな運命だったらよかったのになぁとか思ってしまいます、笑 現実で起こってほしかったなぁ!!!笑 (2018年1月13日 2時) (レス) id: 2d8477b2d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年11月13日 21時

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