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えーとここで、開発部の説明をしておきます!
開発部は主に忍者隊や暗殺者、他にも戦いの時兵士などが使う道具を作成する部署です!といっても、その開発部には二人しかいないんだけど...。
で、その二人目が今私の目の前で頭を抱えてる美人な女の子。
彩月「えーっと...ごめん☆」
??「ごめんじゃないよもぉーーー!!!経費が赤字だって言ったじゃないかーーーっ!!!」
うわああぁと床に突っ伏した彼女の名前は北川千里。
開発部全体の部長(二人しかいないけど)で、総薬品課に所属する子である。
私のいる総器物課が武器の修理、改造及び絡繰作成なのに対し、総薬品課の仕事は地味ながらかなり重要。何しろ彼女がいなくなってしまったらドクササコは更に使えない城になる。
その彼女の仕事は、医療の薬品から暗殺用の薬品、更には火薬など、『薬』とつくものならなんでも作るところなのだから。
そんな彼女なので当然頭はいいのだけど。
千里「まぁやっちゃったからしょうがない。バイトすっか」
彩月「イエッサー!」
諦めが早く、表に出ないだけでなかなか危ない。何しろ彼女のモットーは「進歩とはアブねーやつがアブねー事して進むのだ」なのだから!むしろこういう大実験を推奨してる方だ。何を嫌がってるかって、それがバレてお金を請求される事くらい。
千里「うーん...ここの部分ごまかしてさ、経費で請求代落とせないかな?」
彩月「イケるんじゃない?」
千里「...待て、これはダメだわ」
頭の良い彼女とポンコツの私では脳みその使い方が違いすぎるので割と彼女の話は聞く方だ。その千里がやめとくって言ってるからやめた方がいいんだろう。
彩月「なんで?」
千里「前に全く同じことやって凄腕さんにしこたま怒られた人がいた」
彩月「あーやめた方がいいわ」
さーてと、私は始末書書かないと...。一枚書いてあとはコピペでバレないよねー。
千里「バッカお前...10枚は書けよ。それくらい書けば人は飽きるもんだから」
彩月「そんなに書かなきゃダメ?」
千里「まぁ何枚書いてもいいけど...10枚が目安だぞ」
そう言って街に行く準備をする千里。多分バイトの準備だな。
千里「今日は仕事ないからな」
ドッッ
彩月「わ゛っ!?」
何!?矢文!?
恐る恐るその手紙を開けて見てみると...。
『悪い、出すの忘れてた 明日までに頼む 八味』
薬の一覧...これ、明日まで?結構な量ですけど!?
彩月「...大丈夫?」
千里「もう慣れた」
不思議なくらい申し訳ないという気持ちが(ry→←まぁまぁ、自己紹介がてら!
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なけなし - おかきさん» はい!ありがとうございます!! (2018年9月9日 21時) (レス) id: da08318205 (このIDを非表示/違反報告)
おかき(プロフ) - なけなしさん» 此方こそいつもありがとうございます(*^▽^*)私こそ更新遅めで申し訳ありません(⌒-⌒; )ゆっくりで大丈夫なので体を壊さない程度に頑張って下さいね! (2018年8月29日 23時) (レス) id: 8dab8e47df (このIDを非表示/違反報告)
なけなし - おかきさん» おかきさん!!いつも見てます、ありがとうございます!!更新が亀ですがどうぞよろしくお願いします!! (2018年8月26日 23時) (レス) id: da08318205 (このIDを非表示/違反報告)
おかき(プロフ) - 凄く面白いです!私以外にもドクササコ書いてくださる方が出て来てくださるなんて感激です(*^▽^*)更新楽しみに待ってます。 (2018年8月20日 0時) (レス) id: 8dab8e47df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なけなし | 作成日時:2018年8月4日 1時