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柘浦「そうか…すまんかったわ…」
桐生「んー…ちょっと…騒がしいから他の店行こうか」
そう言って桐生君達は店を出ていった。
その時、
「見つけたぞオラァ！！」
「囲め囲め！！」
という声が外から聞こえてきた。私達5人はすぐに店の外に出た。
そこには、20人程度のガラの悪い男がいた。
柘浦「どういうことや、これは？」
桐生「この子がこいつに絡まれてるところに通り掛かって、一発かまして逃げてるとこだったんだよ。
それがこれだけ引き連れて探してたとは、どんだけねちっこいのよ」
A「そっか…じゃあコイツら、さっさと片付けちゃおうか」
柘浦「せやな！」
蘇枋「俺たちは下がっていようか」
女の子「え…あ…でも……」
蘇枋「大丈夫、大丈夫。
あの4人、とっても強いから」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「オラァァ！死ね！！」
3人が戦ってるのを横目で見ていたら、正面から男が殴りかかってきた。
A「女に殴りかかるとか、どんな神経してんのよ…」
そう言って男に飛び蹴りを入れる。
ってか、私のところと、桜のところに敵が流れて来てない？！
桜「なんでこっちに飛ばすんだよ！！」
桐生「ごめーん。桜ちゃんとAちゃんのところに流した方が、早く片付くかなって思って」
桐生君は、横から殴りかかってきた男を掌底で、桜の方に吹っ飛ばした。
桜「はぁ？！ふざけんな！！そっちはそっちでやれ！」
蘇枋「桐生君、そんなに後ろに気を遣わなくても大丈夫だよ。俺がいるから」
桐生「はーい」
楡井「桐生さん、後ろ！！」
桐生君の後ろに殴りかかろうとしている男が3人いた。私は反射的にそっちに向かい、1人は私が、もう2人は桜が倒した。
桐生「あ…ありがとう、桜ちゃん、Aちゃん…」
桜「上等だ。俺の方にまわせ」
A「私のことろにも、流して大丈夫だよ！」
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作者名：氷室玲奈 | 作成日時：2023年11月2日 23時
