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柘浦「桜君は食べるの好きなん？そこにこだわりがあるんなら、それも美学やで」
桜「べっ、別にこだわりなんてねぇって」
柘浦「秘密主義なんやなぁ。まぁええ…せやったら…
ケンカ、しよか」
A「えっ、何言ってんの？」
柘浦「あっ、ケンカすんのは、桜君とオレやから。心配せんでも、Aは、その後、聞かせてもらうからな！美学」
A「え〜…」
桜君は「おもしれぇ」って言ってるし……あっ、そうだ！この二人がケンカしてる間にコッソリ帰ろう！よし、そうしよう！！
？「うわーすごい！面白いとこ入っちゃたなぁ。でもまぁここなら……
およ？」
店内に入って来たのは、風鈴の制服に身を包んだ男子と、その隣にいた女子だった。
あれ？この人、どっかで……。
A「ねぇ、蘇枋君」
蘇枋「ん？何だい？」
A「あの人って？」
蘇枋「ああ、彼は桐生三輝だよ」
楡井「中学はおぼっちゃま校で有名な神奈中だったらしいですが……
中一の時、有名な不良校の三年生たちを、たった一人で全員倒したって噂の人です」
A「ふ〜ん……」
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作者名：氷室玲奈 | 作成日時：2023年11月2日 23時
