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『任務かんりょー！いや余裕だったな』
服についた血液をパッパッと払おうとしても血液は取れず色濃く伸びていくだけ。
あとは帰るだけだ。油断大敵、帰るまでが任務です。
「まっまて！貴様！
帰ろうとしたその時、後ろからそんな声とナイフが飛んできた。
急なことで避けきれなかった。左の二の腕の服が破れ血が垂れる。しまった！気が抜けていた……。
『……もー、やめて、邪魔しないで。待ってる人がいるの』
「憎き
相手をしっかり確認するとブロンズの髪が綺麗な女性だった。
可愛いなあ、トガちゃんはこういうタイプは好みかなぁ？
血をお土産にしてあげようかと考えているとまたナイフが飛んできた。
流石に二回目は避けれる
「私の……私はボスはどこにやったの！！」
『ボス…？ああ私のターゲット？殺したよ』
「ｯ貴様！自分が何言ってるかわかってんの？！」
『じゃああんたらが販売してる薬どんな薬かわかってんだな？！』
「個性ブーストの薬でしょ？！わかってるわよ！」
次第に戦闘ではなく論争に発展してしまう。
お互い武器は降ろさず目の前の相手をしっかり捉えながら言い争っていた。
『個性ブーストの薬の販売は違法なんだぞ？！』
「だからなによ！違法だから販売してる人を殺したっていい訳？！あんたらも
最後の一言にサッと目の前の時が止まってしまった。
この前荼毘くんにも言われた言葉
ヴィラン離れした思考だな……
なんだこのヒーロー気取り
そうだ、私は最近
しばらく硬直して隙を作ってしまった。その隙にナイフを三本も投げられてしまった。
しまったｯ!避けきれない…！
『グｯ……ァ゛……？』
二本は避けれたけど最後の一本が避けれなかった。
そのナイフは私のお腹に刺さった。
「これで……ｯ終わりよシスター!!!」
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素因数分解(プロフ) - やくまるさん» やくまるさんコメント、そして応援ありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年8月12日 0時) (
レス) id: 98917b6f0c (このIDを非表示/違反報告)
やくまる(プロフ) - この作品大好きです！更新頑張って下さい、応援してます‼︎ (2022年8月11日 14時) (レス) @page1 id: 3d969762ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：素因数分解 | 作成日時：2022年8月7日 20時
