会談 ページ18
【jr side】
今日は、ジェシーと2人での仕事。
俺は相変わらずあくびをして楽屋の扉を開こうとするが、実は少し緊張していた。
一昨日の夜。北斗から突然電話がかかってきて、初恋の話なんかをするもんだから、何かと思ったら。
なんとその相手が、6人目こと、高地優吾くんだったのだ。
高地くんは、北斗を覚えているんだろうか……そして毎日連絡を取り合っているジェシーは、それを知っているのか。
そんなことをグルグル考えていたら、珍しく眠れない夜を過ごした。
まぁ、考えてもしょうがない。俺は楽屋の扉を開く。
樹「おはよ〜……」
楽屋へ入ると、顎に手を当ててボーっとしているジェシーがいた。
俺が来たことに、気づいていない。
樹「おはよっ！」
俺が軽く頭を叩くと、「あいて！樹〜！おはよ！」と間抜けな声を上げた。
しかしその後すぐ、無言になってしまう。
最近のふにゃふにゃジェシーはどこにいってしまったんだ。……………あれ、もしかして。
ジ「どうして北斗は話さないんだろうね………」
あ〜……やっぱり。
樹「ん、何が？」
ジ「ん〜…樹、なんでだと思う？」
だから何が？と言いたいところだけど、敢えて興味が無さそうに「お腹すいてたんじゃない？」と適当に答える。
ジ「……、、、、ｵﾅｶ………？」
いや、今のはお前が悪いよ？主語がないからね！
てか待って、この空気感耐えられない！じゅり、知〜らない！！
俺が「ちょっと飲み物買ってくるわ！」と言うと、ジェシーにぐいっと少し強めに腕を掴まれる。
樹「……、ん？なに？」
ジ「樹………、何か知ってるでしょ」
くそ……………だから怖かったんだ。
いつも脳天気なくせに、こういう時のジェシーは異常な程に察しがいい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 373人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななみや(プロフ) - 冷食さん» 冷食さん、素敵な感想ありがとうございます！そして、いつも作品読ませていただいてます…！！可愛いygさんの魅力をもっと引き出していけたらと思います…！これからも頑張ります！ (2022年8月29日 1時) (
レス) id: b662428e17 (このIDを非表示/違反報告)
冷食(プロフ) - ななみやさま今私…とてもキュンキュンしております！有難うございます最高です！可愛いygさんの可愛い反応にみんなメロメロで…今後の展開も楽しみに待ってます！ (2022年8月29日 0時) (レス) @page50 id: 7030dfb1f2 (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - ぽけさん» ぽけさん、素敵な感想ありがとうございます！みんなの仲間思いなところも表現できたらなあと思っていたので嬉しいです！これからの展開もコツコツ準備しているので、楽しんでいただけたらと思います！ (2022年8月29日 0時) (レス) @page50 id: b662428e17 (このIDを非表示/違反報告)
ぽけ(プロフ) - はじめまして！yg一般人設定が斬新で、いつもお話楽しみにしています。毎回すごく続きが気になっています！見守る3人も温かいですね。続きも楽しみにしています！ (2022年8月28日 22時) (レス) @page49 id: 46341a2415 (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - すずめさん» すずめさん、素敵な感想ありがとうございます！なんと.....hkyg需要が高まっていますね.....！絶妙な2人の関係性をどう描いていくか、迷いどころです...！これからも楽しんでいただけるよう頑張ります！ (2022年8月27日 11時) (レス) @page39 id: 699fab47c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななみや | 作成日時：2022年8月16日 17時
