、じゃない。《桃》 (ページ37)

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神山side

みんなからの質問攻撃が落ち着いてきた頃、ついにのんちゃんがAさんに電話をかけた

みんなも興味津々で耳を傾けたけど、Aさんは電話に出なくて、しげに「嫌われてんちゃん笑」と煽られてた

小瀧「やっぱりAに嫌われてもうた…」

濵田「いや、忙しいんやって！」

中間「この時間やしな、色々大変やねん女性は」

重岡「淳太が何を知ってんねん！」

中間「うっさいな、お前が余計なこと言うからこっちがフォローしとんじゃ！」

小瀧「Aーー！」

桐山「おい、叫ぶな笑」

個室と言えど、多少は音が聞こえる

誰かにバレてしまったらまずい

小瀧「俺はAが来るまで帰らんで」

「それはあかんよ笑」

桐山「最悪マネージャーに電話やな笑」

小瀧「嫌や！Aがいい！！」

重岡「おい、静かにせぇよ！外に聞こえるやんけ！」

濵田「しー！！」

みんながのんちゃんの声に焦っていた時、Aさんからの折り返し着信があった

のんちゃんが気付く前に俺が勝手に出て、ここに来てもらうようお願いした

「のんちゃん、Aさん来てくれるって」

小瀧「まじ！？」

中間「え、まじで？」

「うん、申し訳ないけど、誰かに聞かれたら大変やから」

中間「まぁ、そうよな」

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