マイペース人間がやって来た。 (ページ4)

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第3夜ページ4

レミリアside

さっきから何なのこの人間は。
私が話をしているのに。

レミリア『どうして紅魔館を歩き回っているのかしら!!しかも人の話をしている途中に。』

白神『えっ、だって此処で働くんだから館内を見て回った方がいいでしょ。』

レミリア『あら、此処で働くことを決めたのかしら。』

白神『んー？まぁね帰る道も分かんないからね。ところで、此処の館主は何処にいるの？さっきから誰も見当たらないけど。』

レミリア『館主は私よ。』

白神『へっ？君？』

レミリア『ええ、そうよ。』

白神『10歳位の君が？』

レミリア『私はこう見えて500歳
よ』

白神『へぇーー、凄いね～。』

何でこの人間はあんまり驚かないのかしら。

レミリア『あなた、名前は？』

白神『白神士朗だよ。君は？』

レミリア『レミリア・スカーレット。吸血鬼の末裔でもあり紅魔館の館主よ。』

白神『ほぉほぉ、吸血鬼の末裔ですか。』

レミリア『あと、私にタメ口は聞かないでちょうだい。』

白神『分かりました～。』

ホントにわかっているのかしら。

レミリア『皆が居ないのはそれぞれの部屋で寝ているからよ。吸血鬼は夜型だからいつもは朝や昼位は起きないのよ。』