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第2夜 ページ3

白神side

僕は目を覚ますと、どっかのベッドで、寝ていた。

白神『あり?ここは何処だ?』

?『お目覚めのようね。』

声のする方を見ると、10前後位の女の子が座っていた。

白神『えーっと?君が助けてくれたの?』

?『ええ、そうよ。感謝しなさい。』

ずいぶん偉そうな口を利く子だな。
親の顔を一度拝ませてほしいよ。

白神『それで、此処は何処?』

?『ここは、紅魔館よ。まさか外の世界の人間が落ちてくるとは思わなかったけど。』

白神『はい?』

紅魔館? 外の世界?

何を言っているんだ?この子は。

まぁ、このぐらいの年になるとアニメ見たいな言葉を発するのは当然かな?

でもここって何かの屋敷みたいなとこですね〜。

?『ねぇ、人の話を聞いてるのかしら。』

白神『あ、全く聞いてなかった。』

?『はぁ、とにかく貴方にはここで働いてもらうわよ。』

あれ?おかしいなぁ〜、何でそうなるんだろ。

白神『あの、どういうこと?助けてもらったのは感謝しているけど帰り道を教えてくれない?』

?『無理よ。だって此処は』

女の子は窓のカーテンを開き

?『人間の世界じゃないんですもの。』

窓から見た光景は空が真っ赤で月が緋色に輝いていた。

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作者名:れいれい | 作成日時:2016年5月7日 23時

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