近界民って案外近くに居る【ワールドトリガー】 (ページ5)

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でも、言い雰囲気じゃないし…

ぺしっ

「？はて？」

何故、私も？

断じて、新入りではない。

でも、新入りを祝う…では無いだろう。

少し、苛つくから

「おい…」

「なあ」

ガタッと椅子から立ち、えーといかにも、馬鹿そうな三人組の方へ歩いて行った。

空閑くんは、手に紙くずを持って

「なにこれどういうアレ？」

馬鹿そうな三人組に聞く

すると、ぷぷっと訳分からぬ笑いをしながら真ん中の１番調子扱いてるような奴に

言う。

なんとも、こそこそしててじれったい。

「「なにこれ」だってよ」

「アイサツだよアイサツ。日本式の歓迎のアイサツ」

みんな、黙っている。

「…近界民、よりたちが悪い。」

人間だって、近界民と同じだと思う。

自分の国を強くしたい。負けない国にしたい。

『強く』…そういう言葉が人間と近界民は一緒。

生き残るために…

だから、虐めも終わらない。

そういうところが、それぞれの弱点に繋がる

ただ、何も考えずに暮らしてる方がずっと楽…そう私は考えている

「なるほど…あいさつね」

「！」

キュッと縮める空閑くん。

……とっても気が合いそうだ。

高速で、後ろの真ん中の奴に当てる。

ちなみに、私も。

「うおっ」

「ふふっ…」

これから、楽しくなりそうだ

空閑遊真

『近界民』だね。絶対。