黒音の奏者。【ブラクロ】

黒の卵が24こ ページ25

A side

何はともあれ私達のアジトに到着。

A 『たっだいまー！』

…あれ？誰もいないんですけど…？(泣)

なんでぇ…？

ま、いないならしょうがないか！！(ポジティブ)

うーん、何しよ。暇。

ドカーン

え、何なの今の音…。
あ、ノエちゃんか。

よし、ノエちゃんのとこ行こう。

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ノエル 「なんで…っなんで当たらないのよぉっ！」

おぉ。予想以上にすごい惨状だなぁ。

A 『んーっとね、ノエちゃんは【次こそ当てるぞ！】って力みすぎなんじゃないかな〜？』

ノエル 「キャッ！？」

背後から唐突に話しかけられ、警戒するノエル。

A 『あ、そっか。はじめましてだね！
私はA、君の同期さ！よろしくしようよ！』

ノエル 「…」ｼﾞｰ

A 『あっ待って汚れを見るような目で私を見ないで！私悲しくて泣いちゃうっ！』

ノエル 「…私は王族よ。下民ごときが気安く話しかけないで。」ｳｴｶﾗﾒｾﾝ

A 『え、無理。』ｷｮﾄﾝ

ノエル 「は？」

A 『は？って言われましても…私あくまでも君の同期だからなー？』

『うん！まぁこれからよろしくね！ノエちゃん！』ﾆｯｺﾘ


ノエル 「貴女、下民のくせに私に向かって図々しいわよ。」

A 『まぁまぁ気にしないの。
まずはこれでも食べてリラックスしなさいな。本当に美味しいから。』

アジトへの帰り道で見つけた、今週の新発売らしいクルミのクッキーを強引に勧める。

ノエル 「……まぁそれほど言うなら食べてあげないこともないわ。」

美味しそうな香りに釣られたのか、ノエちゃんが折れた。

【一口だけよ。】とクッキーを口に運ぶ。

その瞬間、ノエちゃんが驚いた顔をした。

ノエル 「…不味くは無いわね。」

と言いつつももう一つのクッキーを口に運ぶ。

どうやらお気に召したよう。
良かった〜♪

そして10枚程あったクッキーは、すぐになくなってしまった。

A 『あ、追加でもう一袋買ってこようか？』

ノエル 「……いえ、もう三袋よ。早く買ってきなさいよ。
………A。」

ノエちゃんのツンデレ発動。
クッソ可愛いな。萌える。

すっかり気に入ったらしい。
王族様もまさかクッキーが好きだったとは。

ていうか名前で呼んでくれたことに対して私は感動を覚えるよ。

この事でちょっとだけだけどノエちゃんとの距離が縮まった気がした。

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ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

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ラッキーなブラクロキャラ

チャーミーパイセン

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