黒音の奏者。【ブラクロ】

黒の卵が23こ ページ24

A side

その後無事に金色アジトに到着しました！

…お！あれはユノ！そしてミモちゃん！！
という訳でさぁ二人の元へレッツラゴー！

ヴァンジャンス 「？」

A 『ユノーーッ！！』

ユノ 「は？ってA！？なんでここにっ…」

ぽすっ

軽い音を立ててユノのローブにダイブした。
さすがユノ、めっちゃ温かい！

ユノ 「は！？おいA！？」

A 『ユノ〜温めて〜♪』

ミモザ 「えっと…？お二人はどういったご関係で…？」

急に現れ、ユノに抱き付いた私に困惑しているミモちゃん&ユノ。

A 『また会ったねー、ミモちゃん〜。
えーっとね、家族？でいいのユノ？』

ユノ 「…幼馴染み？」

ミモザ 「ウフフ、とっても仲がよろしいのですね！」

ヴァンジャンス 「うん、仲が良いのはとても良いことなんだけどね、ここ皆がいるから。ね？」

確かに視線が冷たい気がしないこともない。

A 『だって寒いんですもん。』

ユノ 「そういえばAって寒がりだったな。」

ヴァンジャンス 「じゃあこれでよかったら羽織っておいて。そしてユノ君から離れて。」

ふわりとAの肩にヴァンジャンスのローブが掛けられる。

A 『えっなんかこのローブ良い香りがするんですけど…えっと、ウィリアムさん？』

ヴァンジャンス 「…！まぁこれでも団長だからね。」

ユノ 「…こっち羽織って。」

団長のローブを剥がされ、ユノのローブを掛けられる。

お、団長よりあったかい。

やっとユノから離れた私を挟んで、何やら不穏な空気が流れる。

ユノ 「Aといつの間にそんな仲良くなったんです？」 ｼﾞﾄｰ

ヴァンジャンス 「いや、今さっきだよ？」ﾆｺｯ

まぁ実際に会ったのが5分前くらいだし。
てか5分で金色団長と名前呼びになるって私すごくない？

ん？
なんか辺りに黒いオーラが漂い始めたんだけど何…？

…その原因は目の前の2人でした。
え、怖っ。

ほらミモちゃんドン引きしてるよ？
皆の前なんだけど…。(自分のことは棚に上げる)

えっと、やること無いし、帰ろ。

そそくさと金色アジトから脱出しました。




その後二人がどうなったのかは誰も知らない。

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• 金　運: ★☆☆☆☆
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