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宮舘side
嫉妬はする質じゃないけども、、
如何せん阿部と目黒が隣合っているともんもんとする。
深｢気になっちゃう？｣
宮｢うるさいな｣
深｢図星じゃん｣
毎週午後、目黒が阿部を引き連れて(逆か？)うちのカフェに来るようになった。
していることは見れば分かる。
そう、やましいことじゃないからこそ踏み込めないのだ。
塾とは別に、補いのために始めたのだと2人から聞いた。
阿｢ねえ目黒、次舘さんの方見たら止めるって言ったよね？｣
目｢あ。無意識｣
聞こえちゃって反応に困るんだけど。
ふっかもうざ…うるさいしさ。
ものの1ヶ月もせず辞めることになった、あの男の子。
大学でも全く見かけなくなった。
…停学……退学、とか？
悪いのは向こうだが、何だか申し訳なくなる。
彼の辞めた経緯を伝えたとき、ふっかはめちゃくちゃに、目黒並に怒ってきた。
しばらくは一緒に電車も乗ると保護欲MAXになっていたのだ。
別方向なのに。
翔太だのふっかだの、いつお母さん要素を蓄えてくるのだろうか。
それにしてもまた新人さんを探さなければならない。
｢あ、あの人じゃね｣
客の方から囁き声が聞こえた。
宮｢、｣
しらけないようにさりげなく奥へ下がる。
……まあその停学だか退学だか、とにかく男の子に何かしら処置はあったのだろう。
そしてあの子たちはきっと同学年で、
…噂は波紋のように広がるものだ。
ため息を1つして、すぐ皿洗いに手をつけた。
ぎゃははっと大声が聞こえるのを水音で消す。
耐えればいいこと。
人の噂も七十五日、である。
でも、本当に75日だけだとしても、そんなに続いたら嫌になっちゃいそうだ。
嫌だなぁ。
深｢舘｣
伸びてきた手が水を止めた。
深｢出し過ぎ｣
宮｢ご、ごめん｣
深｢もう聞こえないでしょ｣
？
宮｢……ああ、｣
深｢店側から騒音だっつって追い出したわ｣
宮｢えっそこまでしなくても｣
深｢いーの｣
じゃないと目黒が喧嘩しかけてっちゃうし。
そう呟き皿洗いを手伝い始めてくれる。
宮｢…お前も目黒もお馬鹿さんだね｣
深｢何とでも言えやい｣
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るん(プロフ) - はじめまして！めめだてが好きで、この作品に巡り合いました。切なくて、ドキドキして、どんどん続きが読みたくなります。こんなに素敵な作品に出会えて嬉しいです！またいつか、目黒くんが卒業した後のお話が読みたいなと、更新楽しみに待っています！ (2022年1月12日 1時) (
レス) id: afd921f300 (このIDを非表示/違反報告)
aytu(プロフ) - きょうはクリスマスです。急にこのお話思い出して、改めて読むと、やはりこのお話すごく好き！と思っていますね。＾＾いつも更新楽しみしています。 (2021年12月25日 21時) (レス) @page36 id: d8e0a6dc06 (このIDを非表示/違反報告)
かんかる - floveryさん 更新期間が空いてしまいすいません涙 この後dtさん視点でも書く機会を予定しているので、そちらも気長に待っていただければ…本当に遅くなってすみませんでした、コメントありがとうございます！！！ (2020年11月20日 16時) (レス) id: e59ae82cb4 (このIDを非表示/違反報告)
flovery(プロフ) - はじめまして！更新待ってました！しかもずっと気になってためめだて出会い編でとても嬉しかったです！今後のお話も楽しみにしています！ (2020年11月19日 22時) (レス) id: c3708e43a6 (このIDを非表示/違反報告)
かんかる - ajdugmtaさん 待っててくださり感無量です！！これからもお願いいたします…！ (2020年9月22日 10時) (レス) id: e59ae82cb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんかる | 作成日時：2020年5月14日 16時
