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宮舘side
動くなと命令(？)され、
俺は病院後の2日間を翔太と過ごした。
できないくせに家事をしてひっくり返して、結局は翔太と並んで料理したり洗濯したり。
それでも心丈夫ではあった。
そして数日ぶりの大学。
深｢だから駅変えろって言ったんだよー｣
宮｢でもまさか思わないじゃん｣
深｢そぉだけど！｣
周りが大袈裟なんだよ、たかが捻挫なのに。
目黒まで毎日連絡をくれて、ちょっと保護が過ぎる。
宮｢あ、ごめん俺移動｣
渡｢肩貸せ｣
宮｢…毎回毎回大丈夫だから｣
渡｢いいの！｣
どうせ同じ方向、なんて言いつつ大半は講堂に戻っている。
宮｢大丈夫だってば｣
そんな押し問答をしていたら、ポケットの携帯が振動した。
目『涼太くん！』
開口一番、その声の明るさに電話の内容を悟る。
でもその前に、と咳払いしてから
目『足大丈夫？』
と聞いてきた。
宮｢平気｣
何度目のこの会話か……。
怪しまれてる空気を感じ、焦って話題を変えた。
宮｢で？テストどうだった？｣
目『！赤点ゼロだった！』
宮｢おお！｣
康二とラウールのらしき嬉声も聞こえて頬がほころぶ。
宮｢頑張ってたもんね｣
目『ほっんとありがと』
宮｢でも受験するならここで気抜いちゃ駄目だよ？｣
目『…うん』
相変わらず分かりやすい。
宮｢オプキャン来れんじゃん｣
目『はい、…あでも涼太くんの怪我』
宮｢あー翔太が車で来て乗せてくれるって｣
目『………そっすか』
今度は何の黙りだったんだろ。
名前を出したせいか翔太がちらちらと俺を見てきた。
阿｢おっすー｣
宮｢阿部ぇ｣
目『阿部？』
鞄とともに隣に座ってきた阿部に、短く目黒だと伝える。
合点がいったようだ。
阿｢会えるの待ってるねって言っといて｣
宮｢ん｣
目『あざすって言っといて下さい』
宮｢ん｣
電話を切る頃にはちょうど目黒の授業が始まるところで、最後は小声で締められた。
終始声が固かったのも多分俺のせいだ。
気にしてるんだろう。
どうやってフォローしよっかなぁ、と顎に手を当てた。
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かんかる - カッテージチーズさん ありがとうございます！そーなんですよ、めめだてマイナーですよねぇ泣 でも楽しんで頂けて嬉しいです！コメント励みになります、頑張ります！ (2020年5月5日 23時) (
レス) id: e59ae82cb4 (このIDを非表示/違反報告)
カッテージチーズ - いつも楽しく拝見させていただいてます!めめだてはあまりイメージが無かったのですがとても面白いお話だったのでハマっています!更新頑張って下さい。楽しみにしています!! (2020年5月5日 18時) (レス) id: 039c8dff31 (このIDを非表示/違反報告)
かんかる - ↓すいません！aytuさんですね汗 (2020年5月3日 22時) (レス) id: e59ae82cb4 (このIDを非表示/違反報告)
かんかる - ayutuさん わあ、私話の中軸が｢戻らない青春｣的な、細○守みたいな感じなんです笑読み取って下さる方が…！嬉しいです、ありがとうございます！ (2020年5月3日 22時) (レス) id: e59ae82cb4 (このIDを非表示/違反報告)
aytu(プロフ) - 大好きです！懐かしい青春を思い出して、感動しました（笑）これからも更新楽しみにしております！ありがとうございます！ (2020年5月3日 17時) (レス) id: f27aee443f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんかる | 作成日時：2020年4月13日 0時
