失われた輝きを 3【fate×ヒロアカ】 (ページ6)

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番外編100話ページ6

※100話記念の番外編です
緑谷side

相「えー…この度、剣城が普通科の生徒とぶつかってそいつの個性にかかりました」

相「そのためパラレルワールドの剣城、男バージョンと入れ替わってしまいました」

相「でも1日で解けるらしいので普通に授業を始めます。とりあえず剣城は挨拶でもしとけ」

剣「えっと…皆さん宜しくお願いします？」

クラスは静まり返っていた

それもそのはず、なぜなら

麗「えっ！そんな軽いノリでいいん？！」

結構一大事だったからだ

.

峰「クソイケメンじゃねーか！！？」

何時もの小柄な身長は爆豪を越し、華奢な体には引き締まった筋肉がつき

何よりも金色の短髪に青いつり目、整った顔

今の剣城さんは所謂、王子様イケメンと言うやつだった

芦「えっ！めっちゃカッコイイ～！」

葉「ほんとほんと！！」

上「美少女がこんなイケメンになるとか…」

耳「轟と並ばせて見ようよ！」

眼福だからと並べられた二人

剣「うわぁ、本当にみんな逆なのか…！」

感嘆の声を上げる剣城さん…いや、剣城くん

しかし轟くんは、

轟「つ、剣城…お前、本当に男なのか…？」

飯「しっかりしろ！轟くん！」

現実を受け入れられないでいた

剣「俺にとっては男が普通なんだけどなぁ…」

　
困ったように笑う剣城くん、絵になるな

八「本当に男性なんですわね…！」

蛙「カッコいいわ、Aちゃん」

麗「なんかドキドキしちゃうね…！」

芦「ねぇねぇ！今日一緒に出かけない？」

葉「あっずるい！私も！」

耳「ミーハーかよ…」

そんな彼に女子が集まって行く
男子は不満そうな顔をして羨ましそうに眺めていた

峰「クッソおお…！これだからイケメンは！」

上「いいなーあんなにモテちゃって」

剣「うーん…でもなぁ…」

しかし剣城くんは難しい顔をする

緑「どうしたの？」

剣「だって、ここでの女子は向こうではみんな同性なんだよ？複雑だな～…」

ああ、なるほど
それは確かに複雑だ
女子も引きつった顔をしてる

そしてお昼の時間がやってくる

麗「あ～なんかこれ見ると同一人物だって実感出てくるわー」

剣「ん？」

彼の目の前には、女子の頃よりも量の多い料理

飯「女子よりも男子の方が体が大きいからな！」

緑「でもこの量は…」

見るだけでゲップが出そうな量を幸せそうに食べる

麗「あっ！ちゃんとアホ毛がある！」

アホ毛もピコピコと反応していた