失われた輝きを 3【fate×ヒロアカ】 (ページ26)

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英雄120話ページ26

剣城side

訓練の日々は流れ、試験当日

私たちは会場の国立多古場競技場へと来ていた

麗「めっちゃ緊張すんね～！」

剣「何するんでしょうか…！」

周りには他の学校のヒーロー科の人がたくさんいて、急に体に力が入る

相「この試験に合格し、仮免許を取得出来ればお前ら卵は晴れてひよこ、セミプロへと孵化出来る

頑張って来い！！」

相澤先生の激励により、みんなに闘志が湧き上がる

上「よっしゃ！なってやろうぜひよっこによ！！」

切「何時もの一発決めて行こうぜ！」

切島くんがお決まりの掛け声をしようと拳を上に突き上げる

切「せーのっ！プルス「ウルトラー！！！」

知らない人が混じり、どよめきが広がった

？「勝手に他所様の円陣に加わるのは良くないよ。イナサ」

イナサと呼ばれたガタイの良い少年が地面に頭を打ち付けて謝罪をする

夜「一度言ってみたかったッスプルスウルトラ！
自分雄英高校大好きッス！皆さんと戦えて光栄の至りっス！よろしくお願いしまス！」

雄英とトップを競う高校、【士傑高校】の彼は私たちに動揺を残してパワフルに去って行った

相「夜嵐イナサ、アイツは強いぞ」

葉「えっ先生知ってるんですか？！」

相「お前らの年の推薦入試をトップの成績で合格したにも関わらず、何故か入学を辞退した男だ」

更なる驚愕の事実にもっと動揺が広がる
それだと…実力は焦凍くんより上？

芦「てかさー、Aはどうして推薦来なかったの？」

上「確かに！うちの3トップなのにな！」

突然自分の話が出て、戸惑っていると相澤先生がこちらを見る

相「剣城は元々イギリスにいたからな。他の国の天才にまで目をつけてたらキリがない」

「あーなるほど」とみんなに注目されて居心地が悪くなっていると先生が声をかけられる

どうやら友人らしいその女性はとても明るく、出会って早々求婚をしていた

ミ「おいで！みんな、雄英だよ！」

ミスジョークの後ろからその生徒達が来ていた
先頭の爽やかな青年が挨拶をしてくる

真「あっ！君は剣城さんだね？」

剣「えっ、はい」

さっきまで緑谷くん達と話していた真堂くんが急にこちらを向く

真「うちの学校にも君の熱狂的なファンがいてね！
＂我が王＂って呼ばれて大人気だよ」

剣「そ、それはどうも…」

なんだか食えない笑顔だな…と思いつつ握手を受けると彼らは会場に入って行く

轟「＂人気＂なんだな」

剣「あなたも大概ですよ」

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