失われた輝きを 3【fate×ヒロアカ】 (ページ23)

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英雄117話ページ23

剣城side

芦「ぐへぇ～…毎日毎日大変だ！！」

葉「合宿訓練の名は伊達じゃないね！」

八「とは言え、仮免試験まで一週間もないですわ」

共同スペースで女子会なるものをしていた

葉「ヤオモモは必殺技どう？」

みんな各々の必殺技を生みつつあるらしい
それよりも、寝不足なのか体が怠くてうとうとしてくる

葉「Aちゃんは？」

剣「ハッ！」

耳「今寝てなかった？(笑)大丈夫？」

耳郎ちゃんに心配され、調子が悪いことを伝えるとみんな部屋までついて来てくれた

麗「しっかり休んでね！」

葉「明日も頑張ろ！」

八「おやすみなさい」

みんなを見送ってベットに倒れる

なんだか…ねむ…く………

そこで私の意識は途切れた

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私は1人暗闇に立っていた

前方から笑い声が聞こえて見ると、1年A組のみんながいた

剣「みんな！」

みんなの元へ行こうと一歩踏み出すと後ろから手を掴まれる

「誰？！」と振り向くと同じくらいの背の女の子がいた

？「自分が1番よく分かるだろ？」

フードを取ったその子を見て絶句する

？「まだ分からないか？」

不敵にニヤリと笑う自分がいた

？「私はお前だ。お前から無理矢理引き出された負の側面…」

？「覚えているだろ？一度お前と入れ替わった」

そんな…おかしい、だって…！

剣「あなたはあの時消えたはず…！」

？「消えた？そんなはずないだろう私はお前だ」

剣「そんなわけない！あなたと私は違う！」

剣「私は誰かを傷つけたりしない！壊そうとも思わない！」

剣「私があなただなんて認めない！」

怒鳴る私を冷ややかな目で見ていた自分と同じ顔のそいつはため息を吐いた

？「お前の言いたいことはそれで終わりか？」

鋭い眼光に恐怖を覚えた

？「お前が認めなくても別にいい」

？「いずれわかるからな」

吐き捨てるように言った彼女に睨み付ける

剣「何がしたいんですか…！」

嘲笑うようにこちらを見る

？「弱いお前に教えてやろうと思ってな」

剣「私が弱いだと？」

？「私を受け入れないお前は弱い」

目の前の自分の顔が歪む

耳をつんざく機会音が聞こえて頭痛がしてくる

何も見えなくなって

？「近い内、お前は私を受け入れる」

最後にアイツの声だけが響いた

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