失われた輝きを 3【fate×ヒロアカ】 (ページ21)

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英雄115話ページ21

剣城side

みんなは普通だと言うが、私は嗅ぎ逃さなかった

この

剣「甘い匂い…！」

砂「ああ！いっけねえ忘れてた！」

砂「シフォンケーキ焼いてたんだけどよ…食う？」

剣「いただきます！」

麗「誰よりも速い！！」

みんなで砂糖くんのケーキを試食させてもらう
女子大絶賛だった

私がベタ褒めする事でまた焦凍くんが拗ねてしまったのは言うまでもない

葉「次は私たちの番だね！」

in耳郎部屋

耳「恥ずかしいんだけど…」

色んな楽器のあるかっこいい部屋だ
上鳴くんと青山くんはイヤホンジャックされた

in葉隠部屋

葉「どーだ！！」

切「普通に女子っぽい！」

峰田くんの変態が露見してテープでぐるぐる巻きにされてた

in芦戸部屋

芦「可愛いでしょうが！」

「おぉ！」

in麗日部屋

麗「味気のない部屋ですが！」

「おお！」

轟「次はAの部屋だろ？」

剣「あんまり期待しないで下さい…」

自室の扉を開く

剣「どうぞ」

切「うわすげー！」

上「ハリポタ！？」

私の部屋は実家に寄せてイギリスアンティークを揃えた

八「素敵ですわ！」

麗「まさに英国って感じだね！」

耳「つか轟と正反対じゃね？」

耳郎ちゃんが焦凍くんに尋ねる

轟「俺はこっちも落ち着く」

上「嘘つけ！さっきフローリングは落ち着かないって言ってたぞ！」

確かに、もしかしたら焦凍くんには合わないのかも…
不安になって彼の返答を待つと

轟「Aの匂いがするから落ち着くってことだ」

拍子抜けする

瀬「何だよそれ…」

峰「クソ見せつけやがって！！リア充絶滅しろ！」

次の部屋へとみんなが出ていなくなる

轟「A次行くぞ「私も…」…？」

引っ張る焦凍くんの腕を掴む

剣「私も…落ち着きます、あなたの匂い…」

バッと顔を上げると抱き締められる

轟「ありがとう…暇な時にここに来ていいか？」

嬉しさで鼓動が早くなる

剣「もちろんです」

そして無事、部屋王はケーキが美味しかった砂糖くんに決まり、お開きとなった

焦凍くんは梅雨ちゃん達と話があるから行ってしまった

部屋に戻り、1人になるとまた突然頭痛に襲われる

剣「あいた…！」

今日はもう早く寝て治そう…

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轟side

蛙吹との話が終わり、緑谷達と自室に戻る

轟「A？」

その途中、Aを見つけた気がした

しかし呼びかけても反応がない

見間違いか…？