聖剣の輝きを 2【fate×ヒロアカ】 (ページ8)

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英雄55話ページ8

緑谷side

轟「お母さんに相談したら、それは恋だと言われた」

へっ？

思わぬ答えに驚く

緑「えっ？！そんな感じなの？！もっとなんかこう、あるんじゃなくって？！？」

轟「アイツを見てるとこっちにまで感情が伝わって来る。飯がうまいとか、どうしたらいいか困ってるとか

そうやっている時、ああ好きなんだなってわかる」

お、おお…

結構しっかり恋していた

轟「そう言う緑谷はどうなんだ？」

緑「え？何が？」

轟「剣城と付き合ってるのか？」

こればかりは耐えられず、思い切りツッコム

緑「いや！何でそうなるんだよ！轟くん！」

轟「だってお前ら、妙に仲がいいだろ」

緑「そんなわけないじゃないか！

僕なんかが剣城さんとなんてッ…おこがましいよ！

今後一切そんなこと言わないでくれよ？！」

轟「お、おお分かった…悪りぃ」

こんなこと教室で言われた日には、僕はかっちゃんに息の根を止められる

叫んで少し疲れ、ハーハーと肩で息をしていると

轟「そうか…じゃあ緑谷はまだ恋をしたことないんだな…」

飯「流石轟くん！大人だな！」

いや、ついこの前まで恋もクソも無かった轟くんにそんなこと言われたくないよ…

少しイラッと来たが、彼が嬉しそうなので言わないことにした。

「なりてぇもんちゃんと見ろッ！！」

「なりたい自分になるために！！」

ふと重なる二人の言葉

もしかしたら、ステイン戦で彼が飯田くんに向けて言った言葉は、剣城さんのオマージュなのかもしれない

その時、ガラッと扉が開いて….

剣「緑谷くん！飯田くん！大丈夫ですか？」

緑「剣城さん？！何でここに…」

噂の本人である彼女が登場した

彼女は部屋を見渡すと、目を大きくして

剣「あれ、轟くんもいる！体は大丈夫ですか？

良かった…轟くんが助けに行ってくれたのですね…」

ニコリと花が舞いそうな笑顔をお見まいした

おそらく轟は後ろで悶えてるだろう。