英雄37話 ページ39
剣城side
目を開けると、草原にいた。
体を起こし、辺りを見渡すとそこは見覚えのある場所だった
肌に触る風が妙にリアルだった
違和感を覚え、自分の姿を確認すると体操服ではなく、白いシャツに青の半ズボンを着ていた
夢か…
しかし、背中に感じる草の感触はとてもリアル
剣「もしかして死んだ…？「な訳ないだろう」？！」
後ろを振り向くとローブを身に纏った青年が立っていた。
剣「何だ…あなたですか………
ーーーーーマーリン」
名前を呼ばれて彼は微笑んだ。
マ「ひどいよ、久しぶりの再会なのに…」
剣「ここは…選定の地ですか」
マ「ああ、君が決意を固め、物語の幕が上がった最初の地さ」
剣「何故わざわざそんな所に…あなたがいるということは夢なのでしょう？」
剣が刺さっていた石段にいくと剣はなかった
当然だ。私が抜いたのだから
マ「君が力をまだ使いこなせてなさそうだからね
暇だし、アドバイスに来たのさ」
そんなはずはない
確かに宝具を使うとキャパオーバーしてしまうができることはマスターしたつもりだ
マ「あの剣を手に入れると、どうも君たちは人の心を失くしてしまうらしい…」
君"たち"とは、アーサー王のことだろうか
マ「日本に行ってから、誰かを好きになったりはしたかい？」
好き？ヒーローになるのにそんな感情はいらない
マ「君一人で運命を引き受ける必要はない…
誰かを好きになってもいいんだよ」
でも、そんなこと私はまだ分からない…
マ「大丈夫…。
彼らがきっと教えてくれるさ」
彼らとは一体…誰のことだろう？
マ「さぁ？僕にもまだ分からない…
ーーーーーそろそろ行くよ」
そんな…！まだ私あなたに聞きたい事が…！
マ「また会おう。
愛しい子…」
待って！！せめてヒントだけでも！
？「…きなさい。おきなさい、起きなさい！！」
剣「ぬあっ…？！」
ここは…？！
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酸辣湯麺(プロフ) - 桜空さん» すみません！ありがとうございます！すぐ直しておきます。 (2020年4月8日 1時) (
レス) id: 766e03f12d (このIDを非表示/違反報告)
桜空(プロフ) - 12話の緑谷くんのセリフで麗日さんが麗さんになってます！ (2020年4月7日 23時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
酸辣湯麺(プロフ) - 夏終朝凪さん» コメントありがとうございます。すみません！即刻直します！これからも誤字脱字などがあると思いますが、是非ご指摘下さい！ (2020年4月7日 17時) (レス) id: 766e03f12d (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - コメント失礼しますm(_ _)mとても面白いのですが、雷電気君ではなく、上鳴電気君だと思いますよ！ (2020年4月7日 13時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：酸辣湯麺 | 作成日時：2020年4月4日 16時
