参 - ウコチャヌプコロ ページ45
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大湿原近郊のコタンへ向かう途中
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アシㇼパ「なあ尾形...」
尾形「何だ。」
アシㇼパ「
尾形「そのままの意味だ。」
そのままの意味とは...
杉元「アシㇼパさんはそんな事知らなくて良いんだよ!?」
アシㇼパ「杉元、私を子供扱いしているのか?」
杉元「いや...そーいう訳じゃないんだけどさ...」
アシㇼパ「じゃあ何だ!!」
杉元「...」
杉元さんは黙り込んでしまった
出すもん出すとは何か言い難い事なのだろうか...
所で...
『姉畑支遁さんはなぜお亡くなりに...』
尾形「あれは腹上死だろうな。」
ア「『フクジョウシ...?』」
アシㇼパ「フクジョウシとは何だ?」
尾形「まぐわって興奮すると稀に突然死ぬんだよ。」
アシㇼパ「なるほど...人間はウコチャヌㇷ゚コㇿすると突然死ぬのか...」
『恐いですね...』
突然死んでしまうなんて...
姉畑支遁さんはそんな危険を冒してまで...
杉元「お前...無垢な子によくそんな事教えられるな...」
杉元「俺だったら絶対にできねぇ...」
尾形「何言ってんだ、正しい事を教えねぇと後々後悔すんのはコイツらだぞ。」
杉元「それはそうだけどよ...」
杉元「お前の口からそんな事聞けるとは思ってなかったわ...」
尾形「正しい知識は知らねえ奴にちゃんと教えろってばあちゃんに言われなかったのかよ。」
杉元「お前おばあちゃんっ子かよ...」
アシㇼパ「所で...出すもん出すってどういう意味だ?」
杉元「それはまた今度で良いんじゃないかな?アシㇼパさん!!」
アシㇼパ「私は第2のチンポ先生に聞いているんだ!!」
尾形さんいつの間に先生に...
アシㇼパ「先生、教えてください!!」
尾形「おいやめろ...」
アシㇼパ「さっきまでいつも以上に楽しそうに喋ってたじゃないかッ!!」
アシㇼパ「イナンクルも知りたいよな!!な?」
えっ...
まあ...そうだよね...
『わ...私も知りたいです...先生...』
尾形「...」
尾形「お前だけは実践授業でも良いんだぜ。」
『え?』
杉元「んな事させるかッ!!」
アシㇼパ「イナンクルだけだと...?」
アシㇼパ「実践授業って何をするんだ...?」
尾形「あ?んなもん抱くに決まってんだろ。」
杉元「お前...それ以上言うなよ...」
谷垣(賑やかだなあ...)
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年4月22日 1時
