【ゴールデンカムイ】旅路の果てに見たもの番外編弐 (ページ38)

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番外編の番外篇 2 ページ38

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番外編の番外篇Part2です!!

お題は〝肝試し〟です!!

メンバーは前の5人です!!

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-とある夜-

白石「暇だから肝試ししようぜ☆」

それは白石さんの言葉によって引き起こされた

杉元「肝試し?」

アシㇼパ「杉元、キモダメシ(・・・・・)って何だ?」

杉元「日本の習俗の一つで、恐い場所に行かせて恐ろしさに耐える力を比べるんだよ。」

杉元「まぁ...簡単に言うと度胸試しみないな?」

『恐い場所とはどのような場所ですか?』

白石「お墓とか廃墟とか妖怪が出そうな所だよ。」

『ヨウカイ(・・・・)...?』

白石(やっぱりそこからだよねー!!)

杉元(文化が違うからな...)

アシㇼパ「ヨウカイ?アイヌカイセイやパウチカムイの事か?」

白石「アイヌカイセイ?」

アシㇼパ「アイヌカイセイとはアイヌの死骸という意味だ。」

アシㇼパ「アイヌカイセイはボロボロなアット゚ㇱを着ていて空家や古い家などに現れる。」

アシㇼパ「眠っていると、胸や首を押し付けて苦しめると言われている。」

杉元「ナニソレ恐い...」

アシㇼパ「パウチカムイはカムイミンタㇻでシライシに取り憑いた淫魔のことだ。」

あ...あれがヨウカイ...!!

杉元「あれ、イナンクルさんはパウチカムイを知ってたんじゃ...」

『パウチカムイは淫欲を司るカムイだとばかり...』

アシㇼパ「イナンクルにとってヨウカイというよりも、カムイや精霊という概念の方が強いんだ。」

『森や沼や川には〝主〟となる精霊がいると信じられているので...』

『私の先祖はそれらを恐れるのではなくて、むしろ敬っていました。』

『恐ろしい精霊もいますけどね...』

呪われたり...
水の中に引きずり込まれたり...

アシㇼパ「それで...具体的に何をするんだ?」

白石「夜に恐い場所へ行って恐がらずに戻って来れるか試すんだよ。」

『なるほど...』

恐怖に立ち向かえるか
肝の強さを見せつけられるかが試されるんですね

白石「イナンクルちゃんが理解できた所で、さっそく肝試ししようぜ!!」

白石「迷ったら大変だから2人1組になろ!!」

アシㇼパ「待て、ひとり余るぞ?」

白石「確かに...」

尾形「おい、混ぜんな。」

アシㇼパ「え～」

杉元「つれない奴だな。」

白石「まあまあ...じゃあ早速くじ引きしようぜ～」

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