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杉元(イナンクル)「じゃあ...私は...」
杉元(イナンクル)「本当に杉元さんなのですか...?」
アシㇼパ(?)「杉元だよイナンクルちゃん!!」
アシㇼパ(?)「ほら!!鏡見て!!」
私はアシㇼパから手鏡を受け取り
手鏡で顔を確認する
杉元(イナンクル)「ほ...本当に杉元さんだ...」
これはいったい...
そうなると私はどこへ...
杉元(イナンクル)「あの...アシㇼパは誰でしょうか...」
アシㇼパ(白石)「俺はアシㇼパちゃんじゃなくて白石だぜッ!!」
杉元(イナンクル)「アシㇼパが白石さんという事ですか...」
アシㇼパ(白石)「よく分からないけど...そういう事みたいだね...」
じゃあ...
杉元(イナンクル)「そこで眠っている白石さんはいったい...」
アシㇼパ...ではなくて
白石さんは後ろを向いた
アシㇼパ(白石)「わッ!?俺が寝てる!!」
アシㇼパ(白石)「なんか...自分が寝てるところ見るの変な感じ...」
自分の眠っている姿なんて
見れるものではありませんからね...
アシㇼパ(白石)「そうなると...杉元と尾形ちゃんがいないね。」
杉元(イナンクル)「もう起きていらっしゃるのでしょうか...」
アシㇼパ(白石)「嫌な予感しかしないね...」
嫌な予感...
ガサガサッ...
ガサッ!!
尾形(?)「助けてアシㇼパさん!!」
アシㇼパ(白石)「え!?尾形ちゃん!?」
急に茂みから現れた尾形さん(?)は
アシ...白石さんの肩を思いきり掴んだ
尾形(?)「朝起きたら身体が尾形になってたんだよ!!」
アシㇼパ(白石)「ちょ!!落ち着いて尾形ちゃん!!」
尾形(杉元)「尾形じゃねえ!!俺は杉元だ!!」
え...
杉元(イナンクル)「杉元さんが尾形さんに...」
尾形(杉元)「え!?俺!?」
尾形(杉元)「(喋り方的に)もしかして...」
尾形(杉元)「俺がイナンクルさんだったり...?」
杉元(イナンクル)「はい。」
尾形さ...杉元さんは
私が杉元さんになっていると聞くとその場に座り込んだ
尾形(杉元)「イナンクルさんで良かった...」
尾形(杉元)「いや...良くないけども...」
アシㇼパ(白石)「杉元だけど、尾形ちゃんが喋ってると思うと新鮮だね〜」
アシㇼパ(白石)「尾形ちゃんはお澄ましさんだからさ。」
杉元(イナンクル)「そうですね。」
尾形(杉元)「おい...もしかしてアシㇼパさんが白石なのか...?」
アシㇼパ(白石)「ん?そうだけど...」
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年4月22日 1時
