黙示録 No side ページ6
.
杉元「アシㇼパさんとイナンクルさんをどこへやった!!」
杉元の怒鳴る声に怯えて後退りをするエクロㇰの弟
牛山「あ?」
牛山「何だその足...」
すると牛山がエクロㇰの弟の着ている服の裾からチラッと見えた足首を指さした
尾形「そうそう、さっきも出て行く時にちらっと足首に見えた気がしたんだよな〜」
尾形「その
尾形「ヤクザがアイヌのふりか?」
杉元「う"ぇろろろろごうろろろあ"あ"ッ"ッ"!!」
杉元は言葉にならない声でキサラリを持って叫ぶ
�爛�サラリの本来の使い方はこうだぞ��
とでも言ったかのように凄まじい声はコタン中に響き渡った
杉元「アシㇼパさんとイナンクルさんはどこだ!!」
エクロㇰの弟「俺のひと声で外にいる仲間があのガキと女の喉を掻き切るぜ!!」
エクロㇰの弟「お前ら武器を捨てろ!!」
そう叫んだエクロㇰの弟に本気で怒った杉元は
エクロㇰの弟の口にキサラリを突っ込み、そのまま首の骨を折った
杉元「ひと声出せるもんなら出してみろ!!」
エクロㇰ「クソッ...」
バレてしまったもう殺すしかないと思ったエクロㇰは、近くに置いてあった小銃に手を伸ばすも...
ダァンッ!!
尾形「エクロク助さん。」
尾形「アイヌ語で命乞いはどう言うんだ?」
エクロㇰ「...」
エクロㇰは尾形に背中を撃たれた
尾形「銃から目を離すな一等卒。」
杉元「...」
ガシッ
尾形はエクロㇰが取ろうとしていた小銃を杉元に投げ渡した
バッ!!
エクロㇰ「ギャッ!!」
窓から杉元と尾形を狙うヤクザたちの矢を牛山がエクロㇰで防ぎ、窓の外にいるヤクザたちに向かってエクロㇰを投げ飛ばした
その隙に杉元は素早く銃口に銃剣を装着して
威嚇射撃をしながら家の外へ出た
杉元「アシㇼパさん!!イナンクルさん!!」
杉元の後を追うように牛山もヤクザを倒しながら家を出る
家に残った尾形は杉元と牛山の援護射撃をする
杉元「アシㇼパさーん!!」
杉元「イナンクルさーん!!」
アシㇼパとイナンクルを探すのに無我夢中な杉元の背後を銃で狙うヤクザを尾形は精確に撃ち殺した
尾形「俺も別に好きじゃねえぜ...杉元...」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：檜枝 | 作成日時：2020年4月22日 1時
