壱 - 傾城傾国 ページ8
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炎上する札幌世界ホテルから逃げて
違うホテルへ行く話
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キロランケ「警察や軍も集まって来るぞ、面倒になる...」
キロランケ「ひとまずずらかろう。」
杉元「ますますのっぺら坊に会わなきゃいけなくなってきたぜ...」
杉元「あの不敗の牛山が吹っ飛んじまっていればの話だが...」
不敗の牛山...
キロランケ「イナンクル、大丈夫か?」
『はい!!』
私たちは警察と軍に見つからないようにホテルから逃げ出した
.
そして...
白石「ひとまずホテルから離れられたけど...」
キロランケ「ボロボロなままじゃ怪しまれるなぁ...」
野宿でも構わないのだけれど
ずっとこのままだと怪しまれてしまう...
『お風呂に入りたいです...』
キロランケ「ダメ元でホテルを探そう。」
私たちはホテル街を歩いて
空いているホテルを探す
アシㇼパ「うぅ...チンポ先生...」
杉元「アシㇼパさん、それはハンペンだよ...」
アシㇼパはずっとチンポ先生のハンペンを見ている
白石「あいつがあのくらいで死ぬはずねえって、アシㇼパちゃん。」
『先生なら生きていると思いますよ。』
『またどこかで出会えると言いですね。』
アシㇼパ「そうだな...」
アシㇼパは懐にハンペンをしまった
キロランケ「お、あのホテルはどうだ?」
白石「このホテルも洋風だね。」
杉元「俺、泊まれるか聞いて来るよ。」
杉元さんはホテルに駆け込んだ
程なくして...
杉元「お前ら、一部屋だけ空いてるってよ!!」
『今夜はここにしますか?』
キロランケ「ギリギリだがカネならあるぞ。」
アシㇼパ「ここにしよう。」
私たちは急遽駆け込んだホテルで一夜を過ごす
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年3月23日 7時
