【ゴールデンカムイ】旅路の果てに見たもの番外編壱 (ページ43)

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弐 - 腕前ページ43

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オハウ食べた日の夜

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-夜-

アシㇼパ「ん...」

杉元「あれ、アシㇼパさんおねむの時間?」

アシㇼパ「ん～」

杉元「イナンクルさん、アシㇼパさんがおねむの時間みたいだよ。」

『本当ですか?』

杉元さんに言われたので
アシㇼパの元へ行ってみると

アシㇼパ「...」ｺｸﾘ

うとうと船を漕いでいた

そっと寝かせて毛布をかけると
アシㇼパはそのまま眠りについた

『すぐに眠ってしまいましたね。』

杉元「今日はたくさん歩いたから...」

確かに
今日はいろいろあったなぁ...

牛山「お前たち...本当にいつもそんな感じなのか...?」

杉元「こんな感じ?って言われても...」

『私は普段通りにしていますよ。』

牛山「家族みたいだな。」

『家族...ですか...』

牛山「おっと...そう言われるのは嫌だったか?」

『いいえ、嬉しいですよ。』

『家族...とても素敵ですね...』

これが家族なんだ...

杉元「明日、アシㇼパさんの喜ぶ顔が見れたらいいね。」

『そうですね。』

牛山(夫婦見てぇだな...)

杉元「ん?どうかしたか?」

牛山「いや、何も...」

チンポ先生も眠いのかな?

今日は炭鉱へ行ったり、剥製屋さんを襲撃されたり、人が寄り付かないような森の中をたくさん歩き回ったから疲れているはず...

『先生も就寝なされてはどうですか?』

『疲れを取る事も大切ですよ。』

牛山「じゃあそうしようかな。」

牛山「嬢ちゃんの手料理も食べられて俺は満足だ。」

『大したものは作っていませんよ?』

牛山「謙虚な所もまたイイな。」

私って謙虚なのかな...
自己評価低いだけのような...

杉元「俺もそろそろ寝ようかな。」

杉元「イナンクルさんも寝ようよ。」

『はい。』

牛山「3人川の字で眠るのか。」

牛山「本当に仲良いな。」

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