【ゴールデンカムイ】旅路の果てに見たもの番外編壱 (ページ39)

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弐 - 同盟ページ39

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なんこ鍋を食べ終えた後の話

番外編〝軍人さん〟の続きです

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お腹いっぱいになり
家永さんと一緒に洗い物を終え...

『二ァ～』

猫「二ァ～」

私は剥製屋さんの家中を冒険している

人間の剥製は恐くて近付けないけど
動物の剥製をじっくりと見たり猫の後について行ったり...

猫「二ァ～ン」

『ニャ～』

猫「ニャォ～」

『ニャォ～』

尾形「ニャア...」

『ギャアアアッ!!』

耳元だったので驚いてしまった...
しかもまたあの軍人さん...!!

『え!?本当になんなのですか!?』

『確かに嘘はつきましたけど!!』

『私何かアナタにしました!?』

尾形「アイヌの村でお前とアイヌのガキに散々バカにされたんだぞ?」

尾形「まさか覚えてないわけねえよな...」

あれ...

『根に持つタイプじゃないって言ってませんでしたっけ!?』

言ってる事全然違うじゃないか!!

尾形「この傷は不死身の杉元にやられたんだ。」

『え...杉元さんですか...?』

尾形「真冬の川に崖から突き落とされてな。」

『え?その話知らないので詳しく教えてください。』

するとそこへ...

杉元「イナンクルさん!!」

杉元「悲鳴が聞こえたけど大丈夫!?」

噂をすればなんとやらで
杉元さんが私の元へ駆けつけた

杉元「なんだ尾形(おまえ)か...」

杉元「またイナンクルさんをいじめやがって...」

尾形「遊んでるだけだ。」

杉元「再登場だからって突然イメチェンするJKじゃねえんだから...」

杉元「アニメ2話のお前超有名じゃねえか。」

杉元「アニメ2話の尾形の方が良かったんじゃねえか?」

アニメ2話の尾形さん...?

杉元「あの顔は俺も忘れてねえぜ?」

知らない...

『そんなに有名なのですか?』

杉元「そうだよ?」

尾形「だからって突き落とすことは無かっただろ。」

杉元「そんな事言われても...」

杉元「川に落ちて死んだと思ってたし...」

杉元「つーかさっき根に持たないだとか何とか言ってなかったか?」

全然根に持ってるじゃないですか...

『アナタも嘘をついたのでこれでお愛顧です!!』

尾形「...」

これで突っかかってくる事は無くなるだろう...

たぶん...

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